人と動物に恵まれた学生生活、過ごしませんか?101、2年生では主に講義形式の授業により、総合的な教養を身につけるとともに、動物に関わる様々な学問分野の基礎を学びます。3年生では学生実験や牧場実習を通して、基礎的な実験手法を習います。4年生には各研究室に分属し、食品、医薬、畜産関連の研究者や技術者にとって必要な専門的知識や技術を修得することができます。PICKUP動物組織学本コースでは2年生に、動物の生命科学を学ぶための基礎として、動物体を構成する様々な細胞とこれらの細胞によって構成される組織の構造や機能について学び、生命の基本的な成り立ちを理解します。INTERVIEW私は本コースにて、付加価値のある畜産物を生産するための知見や技術、動物の生命現象を学びました。「なんとなく動物が好き」という入学前の私の思いは、講義や牧場実習を経て畜産業界のリアルへの興味に転じました。そこで、大学のカリキュラム以外に同級生と食肉の知見を競うミートジャッジング競技会や山地酪農をしている民間牧場の研修に参加して「命を分け与えてくれるウシが好き」になりました。こういったカリキュラム外のより実践的な活動への参加の機会を得ることができるのも本コースの特徴です。また、本コースは全体の仲が良く、全学年が参加する運動会、忘年会やソフトボール大会など同級生や先輩・後輩との交流の機会も多いです。現在私は、畜産からは離れた業界で日々勉強しています。しかし、在学中、特に研究室生活で培った計画性、自主性、集中力、注意力、問題解決力やコミュニケーション力は、どの業界でも通用すると感じています。※カリキュラムの一部を紹介しています。科目名は変更になる場合があります。●基礎教養科目●総合教養科目●情報科目●外国語科目●健康・スポーツ科学●共通専門基礎科目●初年次セミナー●食の倫理●緑の保全●実践農学入門●農場と食卓をつなぐ フィールド演習●資源生命科学入門Ⅰ・Ⅱ●基礎生殖生物学1・2●兵庫県農業環境論●基礎教養科目●総合教養科目●共通専門基礎科目●実践農学●応用動物データサイエンス演習●動物分子遺伝学●家畜ゲノム学●基礎発生工学●基礎生殖内分泌学●動物受精学●応用動物繁殖学●栄養生化学●栄養代謝学●動物組織学●動物生理学●動物形態機能学Ⅰ・Ⅱ●基礎微生物学●外国書講読A・B●蛋白質・酵素化学 応用動物学コース卒業(2019年)応用動物学講座修了(2021年)杉本 昌寛名古屋鉄道株式会社勤務●高度教養科目●食の安全科学技術演習●食の安全科学実践検査学●English for Agricultural Science●応用動物学実験●牧場実習●実験動物の技術と応用●生殖生化学●細胞内シグナル伝達機構●実験動物マネジメント●栄養資源学●病態・感染機構学1・2●応用免疫学1・2●量的遺伝学●動物資源利用化学●食品生化学PICKUP牧場実習本コースでは3年生の春・夏・秋に牧場実習(宿泊)を行います。附属食資源教育研究センター(加西市)の広大な実習フィールドで肉用牛を中心とした農業の実態を学び、その後の研究活動に生かすことが目的です。●高度教養科目●食の安全科学技術演習●食の安全科学実践検査学●卒業研究●応用動物学各論PICKUP卒業研究本コースの学生は3年生に応用動物学実験を受講したあと、4年生に各研究分野に配属されます。個別指導を受けながら研究課題に取り組み、卒業論文としてまとめることを通して、研究の仕方を学びます。●全学共通科目●高度教養科目●学部あるいは学科共通科目●応用動物学コース科目●他学科開講科目1年次2年次3年次4年次農学部カリキュラムCURRICULUM卒業生に聞きました神戸大学農学部に在籍する学生に、本コースを紹介してもらいました。
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