27カイコの脳に局在するタンパク質の蛍光画像モデル植物シロイヌナズナの野生株(左上)と変異株アフリカで猛威を奮う寄生雑草ストライガの花(中央)。その発芽に関与する天然物ストリゴラクトンの化学構造(左上)と、分子構造を解析する核磁気共鳴装置(右上)。感情障害及び記憶障害を示すDGKbetaノックアウトマウスシミュレーションによる酵素-基質結合解析発光二枚貝ヒカリカモメガイ(左上)と発光している様子(右上)。この発光に必要となる天然物デヒドロセレンテラジンの化学構造(中央)。動物培養細胞の免疫蛍光染色食品・栄養化学研究室では、実験動物や培養細胞などを用いて研究を行っています。 橋本 堂史 准教授 ・ 藍原 祥子 助教竹中 慎治 教授 ・ 木村 行宏 准教授食品がもつ多くの機能性を解明し、さまざまな疾病予防に貢献できるように研究を進めています。(左から時計回りに)耐塩性加水分解酵素を分泌生産するBacillus属細菌、かび付け(発酵)に用いられる好乾性Aspergillus属糸状菌(2種)、卵殻膜を分解できるPseudomonas属細菌、タイの土壌から単離された耐熱性放線菌(2種)、水を光分解するシアノバクテリア、耐熱性を有する紅色硫黄細菌宇野 知秀 教授 ・ 金丸 研吾 准教授 ・ 林 大輝 助教動植物から微生物まで様々な生物を研究対象と解析ツールに用いて、生命現象を遺伝子発現のダイナミクスやタンパク質の構造と機能、それらの調節機構といった分子レベルで解明し、さらに生物がつくる物質や酵素の農工業分野での利活用にも貢献する教育研究を行います。久世 雅樹 教授 ・ 姜 法雄 助教白井 康仁 教授 ・ 上田 修司 助教 ・ 福田 伊津子 助教食品に含まれる栄養成分と非栄養成分が、間接的あるいは直接的に情報伝達系を介してヒトの体を機能調節する機構を個体レベルから分子レベルにおいて解明し、機能性食品への開発も含めた教育研究を行います。微生物資源の利活用を目的として、自然界から有用な微生物を探索してその酵素系や遺伝子群の特性を明らかにするとともに、それらを有用物質や生理活性物質の生産に応用します。また、機能性のあるタンパク質について、多面的なアプローチにより得られた情報から、その構造や反応機構を分子レベルで明らかにしています。杉本 幸裕 教授 ・ 水谷 正治 准教授 ・ 山内 靖雄 准教授植物二次代謝産物の化学構造・生合成・作用機構、および植物と周囲の生物との相互作用ならびに環境応答を、解明・解析することを通して、植物機能の理解と応用に関する教育研究を行います。Agrobioscience生物活性を有する天然有機分子の化学合成法の開発や有機合成手法による化学構造と生物活性の相関関係の解明を目指した教育研究を行います。動物資源としてのタンパク質と脂質に着目し、その生体内での機能を調べることにより、品質管理や病気などの様々な新規マーカーの創生と、機能性食品やヘルスケア商品の開発、さらには創薬への応用を目指しています。とくに、 マウスや培養細胞を用いて、情報伝達や腸内細菌叢に着目して研究を行っています。天然有機分子化学動物資源利用化学生物化学生物が摂取・産生する物質や生物を取り巻く環境中の物質構造と作用、および多様性に富んだ生命システムを分子レベルで解明し、これらを利用、合成、制御、開発するための教育研究を行います。食品・栄養化学植物機能化学微生物資源化学応用生命化学講座生命機能科学専攻
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