神戸大学 文学部 2024
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文学・英米文学専修8授業では最近の卒業論文から「カズオ・イシグロ研究」「シェイクスピアの道化について」「ボブ・ディラン研究」「ヴァージニア・ウルフ研究」「ポール・オースター研究」「サリンジャー研究」「『不思議の国のアリス』研究」「エミリー・ブロンテ研究」「ミュージカル研究」など卒業後は教員からのメッセージ卒業生からのメッセージ■津かおり教授イギリス演劇。特にシェイクスピアを中心に研究しています。奥村沙矢香准教授英文学。主に20世紀のイギリス小説を研究しています。大住めぐみ特任講師英文学。18世紀イギリス文学を中心に研究しています。平川 和助教アメリカ文学。主に21世紀のアメリカ小説を研究しています。教員の紹介山本 秀行教授現代米文学。主にアメリカ演劇、小説を研究しています。 講義は幅広いテーマについて行われ、教員からの一方通行の授業になることは少なく、つねに受講生の関心と反応を見ながら進められます。演習は、受講生が英米文学のテクストを精読する方法を学ぶとともに、英語または日本語でディスカッションやプレゼンテーションをしたり、レポートや論文を書いたりして、お互いに切磋琢磨していきます。文学の背景となっている社会・歴史・文化・思想などの様々な知識を学ぶことで、文学テクストの読みは格段に深まります。また、戯曲の一場面を実際に演じてみたり、小説の一節をOEDなどの本格的な辞書を駆使して日本語に翻訳してみたりすることで、文学を学ぶ楽しさが広がるのです。 英語力を生かして商社や証券会社・銀行から製造業までの一般企業、公務員、中高の英語教員など、幅広く就職しています。また、大学院に進学し研究を深めて、高度専門職業人や大学教員・研究者を目指す人もいます。 私は二十歳の夏に出会ったヴァージニア・ウルフの『波』に「乗り」、ここまで漂ってきました。一冊の本に魂を揺さぶられる思いをするとき、異国の言葉の高波は必ずしも脅威とはなりません。むしろ波に魅せられたサーファーになったような心地さえするものです。シェイクスピアにヘミングウェイ、ディケンズにT. S. エリオット…知っているようで知らない英語の文学の世界、身近な未知の場所に、あなたも出かけてみませんか。(奥村沙矢香) 英語圏の社会と文学の影響関係を知り、個々の文にこめられた意義を読み解き、英語が持つ言語としての美しさに触れる。英米文学専修での学びは、いま私が教える英語を確かに支えてくれていると感じます。英語は情報伝達の道具だと言われて久しいですが、「物語る」ための英語の世界は、道具にとどまらない豊かさをたたえています。このページに名前のある作家を知らなくても大丈夫、飛び込んでみればきっと実感してもらえると思います。(鈴木大策 2020年3月卒業 私立淳心学院中学校・高等学校教員)高度な英語力習得の先に広がる豊かで芳醇な英米文学の世界。 英米文学専修では、イギリスとアメリカを中心とした英語圏の文学の多様なジャンル―小説、演劇、詩などの純文学からファンタジー、SF、ミステリーなどまで―を、各教員がそれぞれの研究スタンスや関心に基づき広く取り扱っています。精緻な文学テクスト読解に基づき、比較文学的研究、翻訳研究、文学の舞台化・映像化などのアダプテーション研究、人種・エスニシティ・ジェンダー論的研究などを取り入れることで、英米文学(研究)の世界は無限に広がります。 シェイクスピア、ヴァージニア・ウルフ、サリンジャー、ヘミングウェイなどのイギリスやアメリカの特定の作家をより深く研究したい人はもちろん、英語圏の文化・芸術(音楽、映画、パフォーマンスなど)を究めたい人、将来のために英語力を高めたい人など、皆さんの多様な興味とニーズに応えます。Message英米文学専修

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