神戸大学 統合報告書 2025
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● 冠奨学金制度(寄附者名称記念事業)● 困窮学生への奨学金支給(修学支援事業)● 課外活動等への助成(基盤事業、課外活動団体支援)● 海外学生受入れ・派遣への支援● 課外活動・ボランティア活動等の支援強化● 海外派遣・留学の助成及び海外留学生の受入拡大● 博士課程院生への経済的支援● その他、修学環境の向上、キャリア形成支援、キャンパスライフのⅠ 価値創造ストーリーⅡ 価値創造のための戦略Ⅲ 神戸大学の現在地・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・神戸大学基金本学への寄附金の多くは高度な学術研究や充実した教育の推進のために役立てられています。一方で、全学的なプロジェクトや、特定の事業の遂行については、2006年に創設された「神戸大学基金」がその役割を担っています。なかでも、困窮学生への経済的支援や、修学と研究などの環境の整備と充実、また国際交流に資する海外派遣の助成や留学生への支援、課外活動やボランティア活動への支援など、学生の学修とキャンパスライフの質の向上は国からの運営費交付金では十分に対応できない分野であり、寄附金によるサポートが欠かせません。本学は2022年に創立120周年を終え、さらなる研究·教育の環境整備、先端分野における継続的な挑戦、地域貢献と国際交流の促進など、社会の発展に寄与する様々な事業を推進しています。「神2023年度に本学創立120周年記念募金を終え、2024年度からは新たに今後の基金活動の基本方針を定め、下記事業等を実施するための募金を、多くの皆様から賜りました。 充実の応援と補助など、大学の行う各種活動の財政的基盤を強化学生等への直接的支援として、基盤事業、修学支援事業、寄附者名称記念事業等から、以下のとおり支援を行いました。その中の寄附者名称記念事業では、有為な人材の育成のためや、経済的支援を必要とする学生のためなど、卒業生や企業・個人の方からお寄せいただいた冠奨学金によって、学生44人を対象に計2,169万円を支給しました。戸大学基金」は、その財政的基盤を強固にするものです。また、それだけではなく、「神戸大学基金」を通じた寄附者の方々との結びつきは、研究と教育の両輪において新しい時代を見据えた「傑出する“知”を創る」「卓越する“人材”を創る」「研究教育“環境”を創る」という本学の戦略、加えて本学が目指す「異分野共創研究教育グローバル拠点」の実現などについてご理解いただくための機会とも考えています。 21,690,000円12,950,000円26,060,222円26,540,000円▼神戸大学基金から「課外活動団体支援」を受けて活動を行う競技かるた会▼神戸大学基金から「課外活動団体支援」を受けて活動を行う 女子タッチフットボール部▼神戸大学基金から「優秀な留学生への支援」を受けて本学で修学する留学生 神戸大学の挑戦をサポートする「神戸大学基金」神戸大学の挑戦をサポートする「神戸大学基金」「神戸大学基金」活動の基本方針 〜神戸大学創立120周年記念募金を終えて〜「神戸大学基金」活動の基本方針 〜神戸大学創立120周年記念募金を終えて〜2024年度神戸大学基金の主な給付実績2024年度神戸大学基金の主な給付実績49「財」の循環

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