神戸大学 環境報告書 2025
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学長メッセージ/センター長メッセージ/環境憲章持続可能な社会の実現に向けた戦略大学概要/環境保全のための組織体制神戸大学の環境パフォーマンス環境保全推進センターの活動第三者意見環境に関する教育研究とトピックス環境に関する教育研究とトピックスKobeプロジェ クトにおけ る環境 に関 す る研究 附属中等教育学校 13回生 福田 煌晟14回生 谷口  綾指導教諭 高木  優 神戸大学附属中等教育学校では、総合的な探究(学習)の時間でKobeポート・インテリジェンス・プロジェクト(Kobeプロジェクト)に取り組みます。その中で、3年生から6年生は1人1テーマを設定し、様々な探究手法を用い、1年かけて論文を作成します。3年生から6年生までの十数名で構成される講座「協同ゼミ」では、生徒同士のディスカッションを中心に、研究を深める。高木が担当する講座では、2名の生徒が環境に関する研究を行いました。 13回生の福田煌晟は、「水素エネルギーの認知度の研究」をテーマに、化石燃料使用量抑制につながる水素エネルギーの推進について、水素エネルギーについての認知度を数値として測定する問題の開発に取り組みました。その過程において、2024年8月9日(金)に神戸大学水素・未来エネルギー技術研究センター(HyTec)武田実センター長から神戸大学の取組や研究・施設などについて説明を受け、アドバイスをいただきました。 14回生の谷口綾は、持続可能な社会の形成を目指した地域の防災力の向上とバリアフリー推進を目的として、「尼崎市への無電柱化の提案の作成-芦屋市の無電柱化政策の事例を元にして-」をテーマに、研究を行いました。その際に、すでに無電柱化をすすめている芦屋市都市政策部都市基盤室基盤整備課に質問するとともに、2024年12月8日(日)に神戸大学文学部で実施された兵庫地理学協会・12月特別例会(共催:人文地理学会地理教育研究部会)においてポスター発表し、多くの先生方から得た助言をその後の研究に活かしました。 本研究を担当した福田は株式会社トモノカイが主催する自由すぎる研究®EXPOに応募する予定です。谷口は2024年12月8日(日)実施の兵庫地理学協会・12月特別例会(共催:人文地理学会地理教育研究部会)において、多くの研究者に向けポスター発表しました。谷口による兵庫地理学協会・12月特別例会での発表の様子福田の研究ポスター

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