神戸大学 環境報告書 2025

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ク学長メッセージ／センター長メッセージ／環境憲章持続可能な社会の実現に向けた戦略大学概要／環境保全のための組織体制環境に関する教育研究とトピックス神戸大学の環境パフォーマンス第三者意見環境保全推進センターの活動環境保全推進センターの活動神戸大学にご入学される 新入生の皆様 ご入学おめでとうございます。 さて、神戸大学環境保全推進センターでは、全学の環境保全活動の推進に係る計画の策定、環境教育の 支援、環境汚染物質の分析、環境報告書の作成などの業務を行っています。 昨今、河川や沿岸域のみならず外洋にまで流れ込む『海洋プラスチックごみ』が問題視されています。 また、地球規模でプラスチックごみを減らす取り組みとして、レジ袋に替わってエコバッグを持参する 市民が増えています。 神戸大学にご入学される新入生の皆様が「陸の環境」と「海の環境」に高い意識を持ち、プラスチック ごみを減らす行動を期待して「神戸大学エコバッグ」を配布いたします。 このエコバッグには、神戸大学のロゴマークと公式マスコットキャラクター「神大うりぼー」が描かれ ています。綿織物の生地を使用して、日々の携帯性も考慮して折りたためるよう 工夫しました。 教科書や専門書の購入時、日用品や食料品の購入時などに、このエコバッグを 使用していただいて、地球規模で深刻化するプラスチックごみ対策に自分事とし て取り組んでいただくことを期待しています。 お問合せ先 ： 神戸大学 施設部設備課 環境管理グループ メールアドレス shis-kankyo@office.kobe-u.ac.jp 令和６年４月吉日 神戸大学環境保全推進センター 今後の環境保全活動を 推進していくうえで、 参考にしたく考えてい ますので、アンケート に ご 協 力 く だ さ い アンケート フ ォ ー ム 用紙にリン神神戸戸大大学学エエココババッッググのの配配布布ににつついいてて eco 活動 見学会2 0 24 の開催神戸大学 エコバ ッグ分離タンクの前で説明を聞く学生事業説明のあとの質疑応答のようす神戸大学エコバッグエコバッグ配付時に添えるメッセ－ジ文　eco活動見学会は、学部生から大学院生まで、文系・理系を問わず広く学生を主な対象者とし、学外におけるさまざまな環境関連施設の見学をとおして環境に関する視野を広げる機会を提供することを目的として、毎年開催しています。6回目となる今回は、使い終わった食用油（廃食用油）のリサイクルを行っている浜田化学（株）リサイクルセンターを見学しました。　リサイクルセンターでは、全国の飲食店やコンビニエンスストアー、学校や食品工場など27，000もの事業所から回収した廃食用油を、性状ごとに分離精製し、それぞれに適合した用途のための油脂製品として出荷しています。そうした用途には、飼料用油脂、化学工業用イクル事業を50年以上にわたって継続しているパイオニアです。作業場の見学では、トラックで運び込まれた一斗缶の廃食用油を仕分けし、分離タンクへ移す工程などを見学しました。ひとくちに廃食用油と言っても、油種や性状は様々です。そうした廃食用油の仕分けを、分離後を見通して手際よく行うには、経験を積んだひとの手に勝るものはないとのこと。事業説明では、廃食用油の回収量と油脂製品の出荷量をバランスさせるために、新しい回収元や用途の開拓に取り組むばかりではなく、回収元となるレストランや出荷先となる農場の運営まで行っていることが紹介されました。こうした供給と需要をバランスさせるしくみづくりこそが、広くリサイクルを活用したサーキュラーエコノミー社会においては要点となることが実感されました。なごやかな雰囲気の中、学生は気後れせずに質問でき、学びの多い見学会となりました。予定の終了時間を過ぎても止まない質問にも、丁寧にお答えくださったSDGs事業推進室の方々、また見学を受け入れくださいました関係者の皆さまに深くお礼申し上げます。開催日時：2024年11月28日（木）見 学 先：浜田化学（株）リサイクルセンター（兵庫県尼崎市東海岸町1-4）参 加 者：学生、教職員8名　神戸大学の環境憲章では、「率先垂範としての環境保全活動の推進」を基本方針の一つとしています。この基本方針を実践するために、エコバッグを作成し、2024年4月に入学される学生を対象に配付しました。このエコバッグには、神戸大学のロゴマークと公式マスコットキャラクター「神大うりぼー」が描かれており、綿織物の生地を使用して、日々の携帯性も考慮して折りたためるよう工夫しています。　なお、新入生対象のエコバッグ配布を2019年4月に開始して5年経過したことを機会に、学生サークル「えこふる」に協力してもらい、来年度デザインの見直しを行う予定です。　また、地球レベルで環境保全に取り組むためには、個人が考え行動することが最も大切です。この環境啓発活動の趣旨を込めたメッセージを作成し、新入生へのエコバッグ配付時に添付しました。このメッセージを添えることにより、地球環境保全に対する意識が向上することを期待しています。原料、バイオディーゼルや船舶用燃料などが挙げられます。同社はこうした廃食用油のリサ