神戸大学 環境報告書 2025
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学長メッセージ/センター長メッセージ/環境憲章持続可能な社会の実現に向けた戦略大学概要/環境保全のための組織体制神戸大学の環境パフォーマンス環境保全推進センターの活動第三者意見環境に関する教育研究とトピックス環境に関する教育研究とトピックス回12345678回12345678環境報告 書を利 用した環 境教育環境学入 門の開 講内 容内 容担 当堀家匠平副センター長堀家匠平副センター長神尾英治(先端膜工学研究センタ-)丑丸敦史(人間発達環境学研究科)金崎真聡(海事科学研究科)堀江 修(神戸常磐大学)吉村知里(環境保全推進センター)堀家匠平副センター長担 当堀家匠平副センター長堀家匠平副センター長牧 秀志(工学研究科)小野孝志(環境企画コーディネーター)田畑智博(人間発達環境学研究科)祇園景子(医学研究科)吉村知里(環境保全推進センター)堀家匠平副センター長本学で作成している環境報告書を学内の方に広く知ってもらい、学生からの意見等を今後の環境報告書の作成や環境保全活動に反映させるため、2011年度から「環境報告書を読む会」を開催しました。2014年度からは環境学入門の講義の中で、環境報告書を題材にした授業が行われています。 また、神戸大学の環境憲章と環境管理の取組及びルールについて記した『環境管理ガイドブック』(日本語版・英語版)を公開しています。A5判の8ページにまとめたこの冊子は、環境憲章、ごみの分別・回収、実験廃液・排水・廃棄物の取り扱い、実験廃液の貯留と分別、本学で回収可能な実験廃液の分類、下水道排除基準値(下水道法で定められた下水道の水質汚染となる物質とその規制値)、省エネルギーの推進を記載しています。 なお、法改正などで内容が変更になる場合があるので、環境管理ガイドブックを随時確認してもらえるよう環境保全推進センタ-ホームページの刊行物(下記のURL)に掲載しています。環境管理ガイドブック URL:https://www.research.kobe-u.ac.jp/cema/doc2/guidebook.pdf(日本語版)https://www.research.kobe-u.ac.jp/cema/doc2/guidebook_E.pdf(英語版) 地球環境問題は、今や今世紀最大の世界的な課題の一つとなっています。環境問題の多くは、私たち一人一人の普段の社会経済活動に起因し、その解決には個人が環境問題に対する知識や理解を深めてゆくことが不可欠です。そこで環境保全推進センターでは、全学共通授業科目として環境学入門A・Bを例年開講しています。 前半の「環境学入門A」では主に理工学分野に関する内容、後半の「環境学入門B」では主に人文社会分野に関する内容を講義しています。2024年度の受講者数は「環境学入門A」で149名、「環境学入門B」で111名が履修しました。 今年度は人間発達環境学研究科の田畑智博准教授、医学研究科の祇園景子特命教授を新たに講義担当者として加え、脱炭素社会に向けた産官学の取り組みや環境問題とシステム思考に関する内容を新たに取り入れました。 今後とも、広範な分野に展開する環境学を初学者に紹介する講義内容を、さらに充実させていきたいと考えています。環境学入門A実施日10月 1日 イントロダクション10月 8日 環境と資源・エネルギー10月22日 温室効果ガス削減への取り組み10月29日 環境と生態系11月 5日 環境と災害11月12日 環境と人体11月19日 環境とごみ11月26日 全体総括/定期試験環境学入門B実施日12月 3日 イントロダクション12月10日 環境と資源・エネルギー12月17日 環境と社会制度12月24日 企業における環境対応1月 7日 脱炭素社会に向けた産官学の取り組み1月21日 環境問題とシステム思考  1月28日 神戸大学の環境対応2月 6日 全体総括/定期試験トピックス

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