神戸大学 学生広報誌『door』Vol.03
3/6

PROFESSORS' PERSPECTIVES神戸大学の先生が、日夜研究している専門分野や活動の内容、趣味の話などを熱く語る番組「神戸大学☆夢ラボ」を、ラジオ関西で毎週日曜9時30分〜9時45分に放送中です。後日、ポッドキャストからも聞くことができます。この先生の話をもっと聞きたい! と思ったら「神戸大学☆夢ラボ」人間発達環境学研究科高校は文系でしたが、大学で尊敬する先生に巡り合い、実験系の研究室に入布の物理実験に明け暮れ、着心地とげる研究の世界に入り、その研究に情熱を傾けています。好きでたまらないもの、夢中になれるものを見つけて挑戦た、同じ学校やクラブの人たちは時間が経って出会っても、心を許して話せる友人たちです。そのような友人がいてく大学教育推進機構国際文化学研究科入学後、やりたいことが見つからない養の授業で尊敬できる教授と出会って言語研究の面白さを知り、それが今の仕事につながっています。2つ目、教室を出よう。今の大学は授業も多く、それをこなすだけで精一杯かもしれ学びの入口にすぎません。教室を出て、町から、人から、大いに学んでく井上真理 教授石川慎一郎 教授理学研究科大学時代に大自然の中を毎日のように駆け巡った経験から、自然環境の変化にとても敏感になり、今の研究人生を歩んでいます。人生は1回きり。自分の夢に向かって歩み続けたい。しかし、それを貫くのは簡単なことではありません。人がやらないことをやる人に対して、日本社会ではそれを冷ややかな目で見る人は多いと思います。社会に認められる成果が出るまでには、辛い思いもたくさんすることになると思います。折れない心を身に付けてください。自分の夢に向かって突き進めば、30年後の君はきっと輝いているはずです。医学研究科私自身は学生時代に医学の勉強に励んでいたというよりも、部活動やさまざまな社会活動をして楽しんでいました。具体的に得たものはあまりないのですが、しいて言えば多くの友人でしょうか。社会は日々変化します。常識を覆すような一つの大きな発見で、自身がやりたいと思っていたことができなくなったり、全く無意味になったりすることもあります。経験上、人生は山あり谷あり、むしろ辛いことの方が多いです。その中でいかに楽しみを見つけて人生を謳歌するかが大切だと思います。津田明彦 准教授黒田良祐 教授保健学研究科学生時代は、損得や合理性だけで判断せずに、一見無駄に思えることや向いていなさそうなことにも、ぜひ真剣に全力で挑戦してほしいです。私は、看護学では学ばないプログラミングを習得したくて、シラバスで見つけた他研究科の先生の講義を、直談判して聴講させていただいたことがあります。「私がプログラミング? 名谷から六甲台に行くのはハードルが高いな」と思いましたが、限界を作らずに挑戦したおかげで、研究の幅が大きく広がりました。何より楽しかったです。机上では学べない、豊かな経験をたくさん積んでほしいです。工学研究科10年程前に本学工学部を卒業し、博士課程においても六甲台のキャンパスで学びました。ウェアラブルデバイスの開発や、それを使ったセンシングに関する研究を専門にしています。やりたいことに励み、自分自身が頑張って、成長できてうれしいと思える研究テーマをぜひ見つけてほしいです。学生生活の期間が、興味があること、夢中になれるやりたいことに没頭できる時間になるといいなと思っています。また、一生ものの出会いもきっとあるので、友だちや仲間も大切にしてほしいです。福重春菜 助教大西鮎美 助教ることに決めました。それからは、糸やいうヒトの感覚を材料の物理特性と繋してください。そうすれば、失敗したとしても必ず自信につながると思います。まれることが幸せだと感じています。1つ目、良い先生と出会おう。神戸大日々が続いていましたが、1年生の教ません。でも、教室の学びは、本当のださい。神大教員のみかた学生時代に学んだこと、悩んだことを、体験を交えて学生にメッセージをお願いします。

元のページ  ../index.html#3

このブックを見る