8| 神戸大学大学院国際文化学研究科進路実績(前期課程) 琉球新報、大和証券、日立製作所、三田市役所、関西電力、時事通信社、在外公館専門調査員、東洋電機製造、大成建設、ニトリ、浜松市役所、クボタ、神戸大学大学院博士後期課程進学、明星産商、他(後期課程) 静岡大学人文学部講師、佛教大学専任講師、神戸大学非常勤講師、神戸松蔭女子学院大学非常勤講師、大和大学非常勤講師、同志社大学非常勤講師、大阪市立大学非常勤講師、神戸大学国際文化学研究推進センター協力研究員 在籍学生数(前期課程) 6名(後期課程) 4名論文テーマ例グリム兄弟『ドイツ伝説集』、ウィリアム・モリス研究、『ハリー・ポッター』とヴィクトリア文化、アメリカのイタリア移民、ブロンテの自然観、I Love Lucy における視覚的ギャグの分析、ポルトガルにおけるミランダ語の成立、戦間期アメリカにおける平和主義、孤立主義、ポピュリズム、英国庭園研究、イーヴリン・ウォーの『ブライズ、ヘッド再訪』、アメリカの移民政策と中国系移民の現状、リバタリアニズム、サモアの地域研究、阪急英国フェアの歴史研究、ジョージ・エリオット研究、他衣笠 太朗 講師 ヨーロッパ社会文化論特殊講義ほか専門はドイツ=中東欧境界地域の近現代史であり、主に現在のドイツ、ポーランド、チェコの境界に位置するシレジア(シュレージエン/シロンスク/スレスコ)における分離主義運動や住民移動について研究しています。中村 麻美 講師 イギリス社会文化論特殊講義ほか英語圏、特に英国におけるユートピア・ディストピア文学ないしサイエンス・フィクション(SF)を専門としています。研究関心はノスタルジア、ジェンダー・セクシュアリティ、ポストヒューマン哲学です。深町 悟 講師 越境文学論特殊講義ほか19世紀後半から第一次大戦ごろの英国近未来戦争小説(侵攻小説と私は呼んでいます)が英国内、あるいは海外でどのような影響を与えたかを研究しています。 ヨーロッパ・アメリカ文化論コースでは、近代以降、世界の政治・経済・文化などで中心的な役割を果たしてきたヨーロッパとアメリカの社会と文化について、多様な角度から総合的に教育・研究します。これらの地域で発展した文化は世界へと広まりましたが、現在、批判的に再検討されていることは周知の通りです。それに加えて、最近では、欧米の中にありながら近代成立の過程で周縁にあった社会と文化に関する研究も進展してきています。このコースでは、以上のような成果を踏まえて、現代の我々の生活と意識に深く根付いているように見える欧米的な思考や価値観を再検討し、その21世紀における意義を探っていきます。歴史・言語・宗教・思想・文学・芸術・社会制度など、幅広い分野にわたって具体的な考察を積み重ねることで、いまだ知られざるヨーロッパやアメリカの深奥に迫りたいと思います。所属教員の紹介小澤 卓也 教授 ラテン・アメリカ文化交流論特殊講義ほかラテンアメリカ、とりわけ中央アメリカの近現代史が専門です。最近はグローバルな歴史的視点に立ちながら、中米社会を大きく規定している民族問題や輸出作物生産文化の研究を進めています。西谷 拓哉 教授 アメリカ言語映像文化論特殊講義ほか文学と映画を中心として、アメリカ合衆国の多元的な文化状況や表現の独自性などについて研究しています。専門は19世紀中葉のアメリカン・ルネサンス期の文学ですが、小説の映画化という観点から両者のナラティブとしての特徴を比較することにも関心を持っています。文化相関・地域文化系ヨーロッパ・アメリカ文化論コース
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