26| 神戸大学大学院国際文化学研究科 情報コミュニケーションコースは、コンピュータやインターネットに代表される、情報通信技術を用いたコミュニケーションについての教育・研究を行うコースです。当コースでは、インターネットにおける最新の情報発信技術、コンピュータを用いたコミュニケーション情報の収集・分析・整理方法といった、すぐに活用できる高度な情報処理技能の習得や、将来におけるより効果的なコミュニケーションの実現を目的とした情報通信技術の研究・開発を行なっています。所属教員の紹介康 敏 教授 コンピューター・シミュレーション論特殊講義ほか情報通信技術の情報教育及び外国語教育への応用に関してコミュニケーションの視点から研究・開発を行っています。特に統計的アプローチを用いてユーザのニーズにあった情報を提供することとユーザの特徴を抽出することに焦点を当てています。清光 英成 教授 情報ベース論特殊講義ほかデータベースシステムやWeb情報システムを用いてデータを高次利用することを目的としています。アクセス履歴などの利用者プロファイルや場所・時間などの状況を参考に「いつもの」という入力に利用者個別の答えを出力することをテーマにしています。就職実績(前期課程) 株式会社DeNA、日本IBM、チームラボ株式会社、日本電気株式会社、西日本電信電話株式会社、滋賀県立成人病センター職員、コベルコシステム株式会社、スミセイ情報システム株式会社、富士通FIP、東京農工大学職員、神戸情報大学院大学准教授、富士通ビー・エス・シー、神戸情報大学院大学職員、グッドスカイ(株)、中国電信北京支社、中国広発銀行、野村総研、アクセンチュア、ヤマハ発動機株式会社、セゾン情報システムズ(後期課程) 大阪大学大学院基礎工学研究科特任助教、立命館大学情報理工学部講師、神戸情報大学院大学助手、神戸女子大学助教、大阪産業大学講師、北九州市立大学准教授、大妻女子大学短期大学部准教授、中国国家核電エンジニア、台湾実践大学講師、厦門理工学院講師、関西学院大学理工学部研究員、鹿児島純心女子大学人間教育学部准教授、株式会社NTTデータ技術開発本部研究開発職、大手前大学現代社会学部講師在籍学生数(前期課程) 7名(後期課程) 6名論文テーマ例情報科目学習形態分析、文書の自動分類、XML検索法、IT技術者向け学習システム、外国語学習システムにおける誤りレベル判定機能、記憶の仕組みを活用した学習システム、質問支援システム、コミュニケーション指向の都市評価、逆引オノマトペ辞典、ユーザインタフェース、コミュニケーション支援、ニューラルネットワークによるコンピュータ「錯視体験」西田 健志 准教授 計算科学応用論特殊講義ほか情報システムの操作性を向上するユーザインタフェースの研究、人どうしのやり取りを円滑にするコミュニケーションシステムの研究をしています。特に、意見がまとまらない、批判的な意見が言い出せない、外国語が流暢でないなど、コミュニケーションがうまくいかない状況を情報と心理の両面から見つめ直すこと、開発したシステムを実際に運用して知見を得ることを重視しています。村尾 元 教授 認知情報システム論特殊講義ほか生物に倣った「柔らかい情報処理」の技術を用いて、人間をはじめとする生物の集団に現れる知的な振る舞いの分析と応用について研究をしています。対象となるのは、人間などの個体が構成する小さな集団から、社会、経済、インターネットまで様々です。キーワード:社会システム科学、機械学習、データサイエンス大山 牧子 准教授 教育システム情報論特殊講義ほか教育工学の枠組みで、大学の授業を効果的で効率的にするための手法やシステムを開発する研究を行っています。中でも学びを深める思考形態であるリフレクションに関心を持っており、リフレクションが学習効果にもたらす影響の分析やリフレクションを促すツールの開発に取り組んでいます。グローバル文化専攻・言語情報コミュニケーション系情報コミュニケーションコース
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