博士課程前期課程博士課程後期課程 生物学専攻では、全ての生物に共通する生命の仕組みの解明と生物界の多様性の成り立ちの解明を二つの柱として、分子生物学から生態学まで広範な分野の専門教育を実施します。また、医療、バイオ、環境などの社会的要請にも応え得る幅広い視野を養うためのカリキュラムを組み、問題解決能力に優れた高度専門職業人や創造性豊かな研究者の養成を目指した教育研究を行います。このため、生物学専攻には、生体分子機構、生命情報伝達、生物多様性の3講座の教員とともに、理化学研究所および住友化学(株)の研究者が連携講座(発生生物学講座および生物制御科学講座)の客員教員として加わっており、広範な分野についての概論講義や、より専門的な講義を行っています。生物学専攻の学生は、これらの講座にある10の教育研究分野のいずれかを担当する指導教員のもとで、それぞれ独自の研究を行います。 前期課程の講義科目として選択必修科目(概論科目)が設けられており、生物学に関する幅広い基盤的な学識を養うことができます。それらに加え、専門分野に関する深い知識を修得するため、様々な特論科目や外部講師による特別講義を選択科目として履修することができます。研究指導では、指導教員や関連分野の教員と緊密に議論することで研究の方法論を修得し、独創性をもった研究を主体的に進展させていくことができます。学位論文審査に先立ち研究経過発表会が実施され、修士論文の作成に関し適切な指導を行います。その後、前期課程の成果をまとめた修士論文を提出し、口頭試問による最終試験を経て前期課程を修了します。後期課程においても、学位論文審査に先立ち、二回の研究経過発表会と一回の研究成果発表会が実施され、博士論文の作成に関し適切な指導を行います。博士課程における研究の成果は、博士論文としてまとめ、学位論文審査会による審査と口頭試問による最終試験を受けます。 — 生物学専攻 —(2024年6月1日現在、*は兼務教員)各講座の教員と教育研究分野・所属生体分子機構講座深城英弘 教授宮本昌明*石﨑公庸青沼仁志佐倉 緑森田光洋塚本寿夫武石明佳柏﨑 隼*発生生物学連携講座 客員教授林 茂生森本 充 客員准教授木村 航 准教授細胞機能情報機構細胞機能分子生理分子生理情報機構情報機構分子生理 講師 助教情報機構 特命講師酒井(坂本)友希細胞機能 特命助教細胞機能 (PD)間宮章仁(国研)理化学研究所(国研)理化学研究所(国研)理化学研究所(国研)理化学研究所砂川玄志郎 准教授 助教 講師 助手生命情報伝達講座井上邦夫 教授鎌田真司*菅澤 薫*影山裕二*横井雅幸*岩崎哲史*酒井 恒*松花沙織日下部将之*生物制御科学連携講座 客員教授大和誠司岩橋福松 生体分子機構特論Ⅰ 生体分子機構特論Ⅱ 生命情報伝達特論Ⅰ 生命情報伝達特論Ⅱ 生物多様性特論Ⅰ 生物多様性特論Ⅱ形質発現遺伝子機能遺伝情報遺伝子機能遺伝情報遺伝子機能遺伝情報形質発現遺伝情報生物多様性講座 教授上井進也*奥田 昇*末次健司坂山英俊辻かおる大沼 亮* 講師星野雅和* 助教 特命教授川井浩史*住友化学(株)住友化学(株)論文講究Ⅰ 先端融合科学特論A(生物学)細胞生物学特論論文講究Ⅱ分子遺伝学特論□先端融合科学特論B(理学)特定研究Ⅰ 生体分子機構概論Ⅰ神経生物学特論情報伝達機構特論特定研究Ⅱ 生体分子機構概論Ⅱ発生生物学特論Ⅰ生体分子機構Ⅰ 生命情報伝達概論Ⅰ生物制御学特論Ⅰ生命情報伝達Ⅰ 生命情報伝達概論Ⅱ 生物多様性概論Ⅰ系統分類学特論生態学特論 生物多様性概論Ⅱ細胞内動態論 生理学特論Ⅰ科学英語 生理学特論Ⅱ現代の生物学Ⅰ 生化学特論Ⅰ 生化学特論Ⅱ現代の生物学Ⅱ生物多様性Ⅰ生物学実験方法論ゲノムストレス影響論発生生物学特論Ⅱ生体分子機構Ⅰ生物制御学特論Ⅱ生命情報伝達Ⅰ特定研究科学英語現代の生物学Ⅰ現代の生物学Ⅱ生物多様性Ⅰ□は全専攻共通授業科目 准教授進化・系統生態・種分化生態・種分化進化・系統生態・種分化進化・系統進化・系統進化・系統教育の特色 — 生物学専攻 —
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