■リサーチアシスタント(RA)制度 大学院での研究支援体制の充実、および、若手研究者の養成を目的として、優れた博士課程後期課程の学生を研究プロジェクトの一員として研究に従事させるリサーチアシスタント(RA)制度があり、最近の実績で年額25万円程度が支給されています。また、他機関からの後期課程入学者については優先的にリサーチアシスタントに採用されるSRA制度があり、年額で入学金相当が支給されています(社会人学生は対象外)。 ■理学Nanyangコース シンガポール・南洋理工大学で行われる通常授業に現地学生とともに参加します。事前に授業のシラバスや日程を調べ、実施責任者を通して派遣先の受入教員とコンタクトを取り企画書を作成する「学生企画型」のコースです。世界ランキング上位大学で行われるハイレベルな授業を英語で学びます。 ■理学KAPIコース(2024年度新設) タイ・カセサート大学の農学研究所で最新の分析機器の取り扱いおよび解析方法を学び、英語による実験結果のプレゼンテーションを行います。英会話能力・発表能力の向上に重点をおいたコースであり、専門知識の実践応用力、コミュニケーション能力、国際的感覚、異文化理解力を養います。上記のほかにも,充実した学生生活をサポートするため様々な設備や支援があります。各詳細については、神戸大学ホームページ「学生生活・学生支援」をご覧ください。(https://www.kobe-u.ac.jp/ja/campus-life/)●授業料(入学料)の免除及び入学料の徴収猶予 経済的理由や風水害等の罹災などにより,本学が定める申請要件等に該当し、授業料(入学料)の納付が困難な学生を対象として、授業料(入学料)の免除(全額あるいは半額)、入学料の徴収を猶予する制度があります。●博士課程後期課程学生への支援 ■研究専念支援金制度 本学では「異分野共創による次世代卓越博士人材育成プロジェクト(SPRING)」生を募集しており、プロジェクトに選ばれた学生は研究専念支援金および研究費が支給されます。詳細は神戸大学キャリアセンター(博士学生向けインフォメーション)をご覧ください。【http://www.career.kobe-u.ac.jp/doctor_info/】国際交流●神戸グローバルチャレンジプログラム 神戸大学には従来の長期交換留学制度に加えて「神戸グローバルチャレンジプログラム」があり、様々な学部が専門性を活かした短期の留学プログラムを用意しています。このプログラムでの学修の成果に対し、総合教養科目「グローバルチャレンジ実習」として単位が授与されます(コースによって1単位または2単位。学部学生のみ対象)。理学部では、「サイエンスにおける異文化・異分野の理解と文理融合」をテーマとして3種類のコースを用意しています。基本となるサイエンスを学ぶだけでなく、異文化に身を置き、自らの専門分野以外も含めてより総合的に学ぶことによって、サイエンスの理解をさらに深化させることができます。異文化での生活や学修体験を通じ、自分自身への理解を深めたり、新たな興味を持つ事柄や、より追求したい学修テーマを自主的に発見する機会にもなります。 ■理学UPLBコース フィリピン大学ロスバニョス校で英語の授業に参加し、現地学生と交流しながら英語で生活することで、英語によるコミュニケーション・プレゼンテーション・ディスカッションの能力の向上を図ります。また、国際稲研究所等の研究所や農場を訪問し、研究の最前線や東南アジアの農業現場に触れることができます。修学支援●奨学金 神戸大学で取り扱っている奨学金には、独立行政法人日本学生支援機構、民間奨学団体・地方公共団体および神戸大学独自の奨学金があります。 大学院においては、日本学生支援機構の第一種奨学金の貸与を受けた学生で、在学中に特に優れた業績を挙げたと認められる者に対して、貸与期間終了時に奨学金の全部または一部の返還が免除される制度があります。
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