博士課程前期課程博士課程後期課程 数学専攻では、数学を総合的な学問としてとらえ、個々の研究分野の自主性・独立性を尊重しながらも、幅広い分野の教育を行います。そして、計算・論理的思考・抽象的思考に十分習熟するよう訓練することを目指します。こうした訓練を背景に、優れた研究・開発能力を持つ創造性豊かな研究者や高度な数学的知識・技能を生かして社会で活躍する人材を養成することを目指した、柔軟で特色のある教育研究を展開します。 平成19年度より自然科学系先端融合研究環は、理学・工学・農学・海事科学・システム情報学研究科の共同によって魅力的なテーマを選定し、これらをプログラム化し、コース修了者に修了認定書を交付するという、プログラム教育コースを7つ開設しています。当数学専攻はシステム情報学研究科情報科学専攻と連携して、計算数理プログラム教育コースを設置しています。 また、平成20年度より理学研究科と経済学研究科は、それぞれの研究科における教育の特色を尊重し、相互の教育交流を推進するため、数理・経済プログラム教育コース(経済学研究科では、経済・数理プログラム教育コースと呼ばれています)を設置しています。両研究科の協議によって精選された授業科目をプログラム化して実施します。 数学専攻の科目では、講義を通じての教育よりもむしろ、セミナーなどを通じての、研究を行うための基礎的な訓練を重視しています。講義・演習・研究指導などのあらゆる機会を通じて、オリジナルな研究ができる段階までたどり着けるように指導していきます。このような指導により、生きた学問としての数学を経験させて、論理的・批判的・創造的な思考のできる人材を輩出することを目標としています。 計算数理プログラム教育コースは、計算に関わる基礎数理と知能科学・数理統計への展開を繋ぐことを目標としています。 また、数理・経済プログラム教育コースは、高度専門職に必要な総合的知識を有する人材を養成することも目標としています。 — 数学専攻 —(2024年6月1日現在、*は兼務教員)セミナー風景各講座の教員と教育研究分野 解析数理講座 教授 准教授太田泰広高岡秀夫山田泰彦檜垣充朗関数方程式関数解析複素解析関数方程式 准教授 助教構造数理講座 教授 先端融合科学特論A(数学)構造数理特論2□先端融合科学特論B(理学)応用数理特論1応用数理特論2 解析学1 解析学2解析学序論代数学序論 代数学幾何学序論 幾何学応用数学序論 表現論 計算情報数学解析学続論代数学続論 確率過程論幾何学続論 解析数理特論1応用数学続論 解析数理特論2 構造数理特論1現代数学概論 数理・情報プログラム教育コース 数理・経済プログラム教育コース 解析数理特論3a, 3b 解析数理特論4a, 4b 構造数理特論3a, 3b 構造数理特論4a, 4b代数学谷口 隆吉岡康太代数学ラスマン・ウェイン幾何学幾何学佐治健太郎佐藤 進幾何学代数学佐野太郎代数学森本和輝和田康載幾何学応用数理講座 教授青木 敏首藤信通*高山信毅藤 博之*谷口隆晴福山克司 特命助教渋川元樹陳 鈺涵計算数理計算数理計算数理計算数理計算数理確率数理計算数理計算数理現代数学特論数学コミュニケーション序論数学コミュニケーション続論総合演義1総合演義2科学英語1(数学)科学英語2(数学)特別講義数学講究1数学講究2数学講究3数学講究4応用数理特論3a, 3b特別講義応用数理特論4a, 4b特定研究総合演義3総合演義4□は全専攻共通授業科目教育の特色 — 数学専攻 —
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