神戸大学 大学院工学研究科・工学部 2024
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Computer and情報知能工学科の授業科目は、基礎科目と先進的・学際的な専門科目から構成されています。これらの基礎および専門知識を統合・融合することにより、高度情報化社会の様々な技術問題を解決できる能力を養います。情報知能工学科の学生は,基本的に,システム情報学研究科へ進学することになります。そして,システム情報学研究科の博士課程前期課程では,幅広い知識及び学際的視点を有する創造性豊かな高度専門職業人を養成します。博士課程後期課程では,自ら問題を設定・探求・解決できる高度な課題探求能力,豊かな創造性と国際感覚を有する研究者・高等教育研究機関の教員・高度専門職業人等を養成するための教育研究を行います。さらに,専門科目の複数教員担当制や研究科横断科目の導入によって高度な専門性とともに広範な視野を身に付けた人材を養成します。新しい高機能を備えたシステムを創造できる総合的な技術力がつくように、本学科の授業科目は、数学・物理学などの専門基礎科目と、幅広い分野の先進的かつ学際的な専門科目から構成されています。また、本学科内には、専門情報処理教育用の計算機システムとして、学生人あたり台の利用環境で実験・演習を行うことができるように、高機能ワークステーションが設置されています。これらの4年間一貫の専門科目とともに、基礎教養科目・総合教養科目・高度教養科目の3種類のカテゴリーによる教養科目や外国語などの全学共通の科目を、1学年から4学年にわたって学べる新しいカリキュラムが用意されており、バランスのとれた学習ができるようになっています。さらに、4年生になると卒業研究が始まり、これまで学んできた知識により一層の磨きをかけることができるようになっています。システム情報学部(仮称)パンフレットSystemsEngineering28情報知能工学科の教育の特色情報知能工学科のカリキュラムの特色Faculty of Engineering / Graduate School of Engineering / Kobe University2025年4月「システム情報学部(仮称)」誕生!情報知能工学科は大きくパワーアップします。情報知能工学科次世代知能化情報システムの創出を目指して情報知能学は、「情報」を媒体として既存の諸工学分野を有機的に結合し、「知能」による創造的プロセスを追求するとともに、次世代の「知能」化情報システムを創出するこれまでに無い新しい学問領域です。情報知能工学科では、旧来の学問の壁を打ち破るフロンティア精神に溢れた教育・研究の推進とともに、創造性豊かな思考と研究開発能力をもった技術者・研究者を養成しています。

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