設計レベルを超えたハザードから人命を守る長周期長時間地震動、大振幅パルス波、複数回の大地震動セミアクティブ免震構造大制御力振動制御レジリエント・コンクリート構造超高強度材料・高耐震鋼架構耐巨大ハザード構造制御工学構造工学材料学建築学災害予見モニタリングシステム安全の「見える化」、緊急対応地震動予測長周期地震動大振幅パルス波耐震補強レシピ安全の可視化鋼管集成橋梁アドホックネットワークOn Site Visualization非接触検査重要機能の継強靭都市基盤災害の続性構造物予見土木工学大災害時でも機能維持が可能官公庁・医療機関、鉄道・道路・港湾・空港・トンネル共同研究推進体制工学研究科都市安全研究センター国内連携機関■防災科研・建築研究所■大阪大学・芝浦工大・兵庫県立大海外連携機関■UCSD・USC・UConn(米国)■西南交通大学・鄭州大学・北京工業大学(中国)■ネパール工科大学(ネパール)工学シーズ流体工学流体工学材料工学材料工学[工学研究科][工学研究科]医療デバイス創製医医療デバイス創製医工学研究センター工学研究センター応用化学工学応用化学工学ロボット学ロボット学精密加工工学精密加工工学独自シーズ基礎研究センター協力教員(学内)防災・減災技術研究/モニタリング/リスク評価学外協力教員実大モデル振動台実験/巨大地震動の震源モデルとサイト評価リアルタイムハイブリッド実験/レジリエント構造システム技術国際連携研究パートナーメディカルMEMS計算バイオメカニクス抗ガン活性ゲル金属系生体材料疲労強度評価事業の概要:都市を構成する個々の構造物だけではなく、都市インフラ全体としてのレジリエンスを向上させるために、多様なハザードに対して求められるレジリエント構造の提案を行う。神戸大学の実験設備の優位性と有効活用■振動台■高速アクチュエータレジリエント構造研究センター重点事項■レジリエント構造技術と研究リソースの国際間共有■レジリエント構造研究の国際的リーダーシップ戦略的イノベーション■国際的研究課題のプロポーザル力■途上国への技術貢献上市製販企業腎泌尿器科放射線腫瘍科MEMS工学MEMS工学整形外科独自シーズ応用研究具体的研究戦略■外部資金の獲得■国際ネットワーク強化■2カ国/多国間共同研究プロジェクト■国際ワークショップ開催期待される効果アウトプットの共有・研究資源の有効活用国際標準にできる性能検証方法の提案WoS・Scopus論文成果論文被引用質向上医学ニーズ肝胆膵外科心臓血管外科医学研究科呼吸器食道胃腸外科外科臨床応用研究異物付着防止表面修飾技術血流数値シミュレーション生体適合性ソフトマテリアル精密反応解析マイクロ手術遠隔操作テーラーメード加工有機的連携新機能金属デバイス創製Graduate School of Engineering / Faculty of Engineering, 34巨大地震、巨大台風、津波などに対して、都市には被害低減にとどまらず回復力(レジリエンス)を高めることが求められており、構造工学の各分野はレジリエント構造の実現を目指した研究を進めています。それらの研究を総合して都市レベルでレジリエンスを向上させる研究領域の創生が不可欠です。また神戸大学では高性能振動台や高速アクチュエータ等、構造物の高精度性能評価を可能とする試験装置の導入が進められてきました。これらの設備を最大限に活用してレジリエント構造の研究を推進するとともに、国際的にも共通化できる標準的な性能検証方法を提案することを目的として、国内外の機関とも相互補完しつつ災害に強い未来都市の創生に寄与する研究を推進します。都市を構成する個々の構造物の課題だけではなく、各種の構造に関連する技術が適材適所で役割を果たすことで、都市インフラ全体としてのレジリエンスを向上させることが可能となります。このように、多様なハザードに対して対応できるレジリエント構造の提案を、センターを拠点として組織的に推進していきます。さらに国際的な研究ネットワークを活用したレジリエント構造研究を展開するとともに、レジリエント構造の社会実装を目指します。国産医療用デバイスの創製は喫緊の社会的要請とされています。本研究センターでは工学研究科の研究シーズを「使われる医療デバイスならびにシステム」の創製へ結実させることを目的としています。その活動として、医療デバイス創製に向けた工学基礎研究および臨床適用に堪えるデバイスを具現化するための応用研究を推進し、新しい学問・研究領域を先導します。また、医療機器製造販売企業や大学発ベンチャー企業との連携により、神戸大学発の研究成果を社会実装するための研究開発を加速します。臨床応用の大きな出口の一つとして、外科や内科で用いられる医療用デバイスの創製を目指しています。ここでは、新しい医療用材料の開発研究のみならず、生体内で起こる力学的応答や体液循環などの物質移動を理解するための基礎研究、医療用デバイスの精密加工技術、マイクロプロセス技術、手術用ロボティクス、ナノマテリアルの創製など各種システムを構築するための応用研究に精通している工学系教員が中心となり、研究を先導します。また、本学医学系教員との間で、実用化に向けた取り組みの方向性や着地点を協議することにより、臨床応用研究を推進しています。最終的には医療機器製造販売企業との連携により、社会実装のスピードアップを図ります。災害に強い未来都市の創生地震工学計測工学システム工学レジリエント構造研究センターFaculty of Engineering / Graduate School of Engineering / Kobe UniversityResilient Structure Research Center (ReSRC)KOBE UNIVERSITYレジリエント構造研究センター(Resilient Structure Research Center)医療デバイス創製医工学研究センター(Medical Device Fabrication Engineering Center)
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