Invitation日本語サブコース・海外留学研究・教育サポート研究科への招待Coursesコース紹介ります。システム論コースは、言語教育に関わる研究をするには非常に恵まれた環境だと中学校・高等学校の英語教員志望ではないのですが、このコースには不向きでしょうか ?このコースは、 英語の教員養成のみを目的としたものではありません。たとえば、 外国語教育への応用を考えながら、 心理言語学や音声学の研究を行ったり、外国語習得を意識しながら、アメリカ文学、フランス文学を専門とするなど、 幅広くかつ深く学ぶことができます。入学後は、コースが開講する授業しか履修できないのでしょうか ?外国語教育システム論コースに所属していても、他コースの授業を履修することが可能です。外国語教育システム論コースに開設されている授業科目を中心に、たとえば、外国語教育コンテンツ論コースが開講する授業科目を履修することができます。台湾における日本語借用語の研究では、これまで主に戦前の生活語彙が考察対象とされてきました。しかし、さまざまな職場で使われる専門用語の中にも日本語由来の語彙が存在しているにもかかわらず、これまでほとんど注目されていませんでした。そこで私は、日本と台湾の経済・技術的な交流が密接な土木・建築業界に着目し、これまでの言語研究で取り上げられてこなかった「専門分野の借用語彙」に関する調査を行っています。国際文化学研究科の外国語教育システム論には、英語教育だけでなく、中国語やドイツ語など幅広い分野を専門とする先生方がいらっしゃいます。そのため、多角的な視点から指導を受けることができます。先生方はいつも丁寧かつ熱心に相談に乗ってくださり、年に三回の集団指導では研究の進捗を発表し、指導教員をはじめとするコースの先生方からアドバイスをいただきながら研究を多面的に検討する機会が豊富にあります。また、研究科全体でも多くの留学生や様々なバックグラウンドを持つ院生と切磋琢磨し、お互いに意見を交わしながら学べる環境にあります。そのような恵まれた学習環境のもと、毎日充実した院生生活を送ることができています。国際文化学研究科の魅力は数えきれないほどあり、ここでの学びを通して専門性を深めていきたいと思っています。から実践まで幅広い内容を身につけることができました。自身の研究では、誤用が多く、習得が困難とされている敬語に着目し、進めていきました。状況や相手によって使い分けが必要なスピーチスタイルを、中国人母語話者は実際にどのように用いているのか、調査をしていきました。参考となる論文を踏まえ、調査計画を立て、実行に移していく中で、指導教員の先生をはじめ、コース、および研究科の先生から多くのアドバイスをいただきました。その都度、改善していきながら研究に専念することができたのは、熱心な先生のサポートのお陰です。この二年間で、一つのことに深く向き合い、新しい視点で物事を考えることができるようになりました。この成果は私にとって大きな自信となり、今の生活にも繋がっています。この素晴らしい環境で、ぜひ、皆さんにも充実した学生生活を送ってほしいと思います。台湾は近代から終戦時まで日本による統治を受けた影響で日本文化や日本語の語彙を多く受け入れており、21世紀に入った今日でも日常生活の中で使用されている語彙が少なくありません。私は中学生の頃からその時代の歴史や言語に関心を持ち、大学院で専門的に研究したいと考えるようになりました。当時の記録や知識の多くは日本語で残されており、これらの情報にアクセスするため日本への留学を決意し、台湾の学部時代の先輩に勧めていただいたご縁もあって神戸大学大学院国際文化学研究科に入学しました。大学学部時代に中国へ1年間留学し、日本語を勉強する多くの中国人学生と出会いました。お互いに母語を教えあう中で、日本語を上手く伝えることのできないもどかしさを感じ、大学院進学を決意しました。神戸大学国際文化学研究科では、言語学や教育学に関する基礎的な知識を学ぶことができるとともに、教育現場に直結する実践的な内容に取り組む授業も受講できることが魅力的です。私は、各国から神戸を訪れた留学生とグループで調べ学習をしたり、留学生の日本語の授業に入ってサポーターをしたりしました。その結果、基礎システム論コースでは、他のコースもそうかもしれませんが、前期課程においても後期課程においても指導教員の先生による丁寧で熱心な指導を継続的に受けつつ、自分が研究したいと志したテーマについて研究することができます。年3回の集団指導の折には、コース内の他の先生方からも多様な観点でのアドバイスをいただき、自分の研究をよりよい方向へ修正していきます。開講される講義や演習を通じても、先生方からインスピレーションを得たりや温かい激励を受けたりし、また、授業内外における院生同士のディスカッションにより互いに学び合ったり切磋琢磨したりすることが日常のこととなっています。カリキュラムにおいて最重要なのは研究であり論文作成であるため、在籍中の学生はみんな全力で研究活動に取り組んでいます。そして、1人1人が質の高い研究を行っていると感じます。そういった雰囲気と環境がまた、日々研究を進めていく上での原動力の1つにな思います。門知識を深めたいと考え、本コースへの進学を決意しました。本コースでは心理言語学や第二言語習得理論など、外国語教育に関する学問分野を幅広く学ぶことが可能です。例え学部時代に学んでいない研究分野であっても、先生方に手厚くサポートしていただける環境が整っています。また、本コースには集団指導という研究の進捗を発表する機会が定期的に設けられており、自分の研究の課題や今後の構想について深く考えることができます。先生方だけでなく、同じコースの院生からも貴重なアドバイスをいただき、研究に関する新たな発見や様々な示唆を得ることができます。私自身、他大学からの進学で最初は不安を感じていましたが、指導教員の先生を始め、外国語教育領域に所属されている先生方からのきめ細やかな指導を受け、充実した院生生活を送ることができました。他大学から本コースへの進学に不安を感じている方もいらっしゃるかもしれませんが、安心して進学されることをお勧めします。私は高校の英語教員をしており、特に英語の文法習得に関心を持っています。文法はコミュニケーションの土台にあるべきものと考えていますが、従来から教えられている明示的な文法知識というより、それをダイナミックに活かし、自在に文法を操る統語処理の習得が重要だと考えています。そのような習得のために音読・シャドーイングが有効であるという自身の体験や信念に基づき、それを科学的に実証したいと考え、3年前に外国語教育システム論コースの扉を叩きました。入学以来、実験に実験を重ね、研究活動に邁進しています。私は大学4年次の教育実習の経験から外国語教育システム論コースでの研究に興味を持つようになりました。授業を通して理想と現実のギャップに直面することが何度かあり、中でもライティング指導について悩む時間が多くありました。実習を終えても「これからのライティング指導はどうあるべきなのか」という問いが心に残り続けました。そこで自分なりにライティング教育や英語でのライティング活動について調べてみると、第二言語ライティングという研究分野があることを知りました。大学院ではこの分野をご専門とされる先生の下で専Graduate School of Intercultural Studies | 31 Systems of Second Language Education外国語教育システム論コースとは、どのようなことを研究するコースでしょうか ?外国語教育システム論とは、 外国語教育の基盤となる基礎研究の知見について理解を深め、 学際的な立場から新しい時代の外国語教育のあり方を探求しようとするコースです。外国語教育システム論コースでは、どのようなことが学べるのでしょうか ?このコースでは、外国語教育のシステムを支える、言語学・心理言語学、外国文学、文化学について広く学びながら、外国語教育の研究を行ったり、実践力を身につけることができます。また、英語のみならず、ドイツ語、フランス語、中国語、日本語などの言語を専攻する院生にも対応しています。所属学生からのメッセージ柯 怡廷さん(博士前期課程 2 年)東吳大学商学部会計学科卒業研究テーマ:「台湾における日本語借用語―土木建築専門用語を中心に―」修了学生からのメッセージ山田 美咲さん(2013 年度博士課程前期課程修了)研究テーマ…:「日本語会話における中国人学習者のスピーチスタイルに関する一考察」現在、 神戸野田高等学校国語科教諭清水 保宏さん(博士後期課程 3 年)神戸大学国際文化学研究科博士前期課程修了研究テーマ:How…reading…aloud…and…shadowing…affect…Japanese…EFL…learners’…grammatical…knowledge…and…processing九鬼 雅史さん(2023 年度博士前期課程修了)研究テーマ:「高校生英語学習者によるアーギュメンタティブエッセイ̶全体的評価と言語的・意味的複雑性の関係̶」現在、 香川県立高等学校英語科教諭Q&A
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