Invitation研究・教育サポートコース紹介研究科への招待Courses日本語サブコース・海外留学サブコースのロゴマーク (日本語と世界のつながりを2つの円の重なりで表現。重なりのブルーは、 港町神戸をイメージしています)文部科学省日本語教師養成・研修推進拠点整備事業シンポジム(ヒルトンプラザウェスト、 2025 年 3 月)でポスター発表を行う本学サブコース履修生国際文化学研究科 2024 年度修了式において、 研究科長より、 履修生代表がサブコース修了証明書を受け取る学部生のころに英語の教員免許を取得した私は、もともとことばを教えることに興味を持っていました。大学院に進学するまでは、日本語教師養成サブコースの存在すら知らず、進学後になんとなく履修し始めました。実際にサブコースに関する授業を受けてみると、日本語教育のおもしろさにどんどん惹かれてしまい、いつかは日本語を教えてみたいと思うようになりました。在学中にはドイツのハンブルク大学日本学科に3ヶ月間派遣してもらい、インターンシップ生としてハンブルク大学で日本語教育に従事する機会がありました。インターンシップでは、主に授業見学や指導補助を行いましたが、実際に 90 分間の授業を1人ですることもでき、ドイツの学生とも充実した交流をすることができました。サブコースを履修したことで、日本語を教えるという新たなスキルが得られ、自らのキャリアの幅が広がったと思います。修士課程修了後には大学職員として大学に貢献しようと思っていましたが、ドイツでのインターンシップを経て考えが変わり、今後も大学院で研究と日本語教育の勉強を続けていくつもりです。今は日本語教育に興味がない方でも、サブコースを履修してみると私のように人生が変わるかもしれません。サブコースに登録して日本語教育を学ぶことで、きっとみなさんの視野がさらに広がると思いますので、ぜひ一度サブコースの履修を検討してみてください。日本語教師養成サブコースの講座を受講したことで、日本語教育に携わるために必要となる知識と実践への心構えを多角的な視点から深く学ぶことができました。私は、新型コロナウイルス禍の影響で留学生の入国制限措置がとられた年に日本語教師の資格を得ました。しかし日本語教師としての実践を積む前に、日本語教育分野の知識について、さらに深く学びたいという気持ちから日本語教師養成サブコースがある国際文化学研究科に入学しました。本サブコースでは、日本語教育文法や日本語教育方法論、教科書研究、第二言語習得論などの多岐にわたる科目を受講することができます。そして、本コースを一緒に受講した留学生たちや現役日本語講師を始めとする教育関連の経験者たちとのディスカッションや、ピアラーニングの実践を通じて、外国語習得としての日本語に対する多様な立場からの視点に触れるという貴重な経験を得ることができました。私自身は在学中に日本語学校で非常勤日本語講師を始めましたが、授業の実践では毎回内容についての反省点が尽きません。課題の解決は一朝一夕にできるものではありませんが、本コースの受講を通して得た知見を活かして、少しでも日本語学習者の役に立つような授業設計と実践を目指して奮闘中です。近畿の日本語教育研究を先導する神戸大学大学院国際文化学研究科神戸大学国際文化学研究科には、言語学および言語教育学分野において、経験豊富なスタッフが数多くそろっています。本研究科は、2024 年度より、文部科学省 日本語教師養成・研修推進拠点整備事業(近畿ブロック)の拠点校となり、近畿地区の日本語教育関係者間の連携強化や人材育成プログラムの高度化に主導的な役割を果たしています。「日本語教師養成サブコース」受講生も、拠点事業が実施する各種研修会などへの参加のチャンスが用意されています。自身の専門として、また、自身の専門に加えるプラスアルファとして、最先端の教育研究環境で日本語教育を学びたい皆さんを歓迎します。名 前 中村 堯さん経 歴… 2023 年度感性コミュニケーションコース博士前期課程修了。現在は、国際文化学研究科博士後期課程で研究に従事。あわせて、文部科学省…日本語教師養成・研修推進拠点整備事業(近畿ブロック)コーディネイター、コミュニカ学院日本語非常勤講師他を担当。名 前 南波 真知さん経 歴… 2023 年度言語コミュニケーションコース博士前期課程修了。現在は、国際文化学研究科博士後研究テーマ… 関西弁との接触による言語変化研究テーマ… 在米国際結婚課程における継承日本語教育期課程で研究に従事。あわせて、コミュニカ学院日本語非常勤講師を担当。Graduate School of Intercultural Studies | 37
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