神戸大学大学院 国際文化学研究科 2025-2026
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AL・IL Lab/ ランゲージ・ハブ室研究科のキャンパスには、国際コミュニケーションセンターが運営する外国語学習支援施設があります。「アクティブラーニングラボ(AL Lab)」と「インタラクティブラーニングラボ(IL Lab)」では、外国語学習において、ペアワークやグループディスカッションなどの双方向型学習が円滑に行えるような教室環境が整えられています。また、「ランゲージ・ハブ室」では、英語プレゼンテーション・セミナーなど、さまざまな外国語教育プログラムが提供されており、学んだ外国語を実際に使う場が用意されています。国際文化学図書館神戸大学には各キャンパスに9つの専門図書館があり、それぞれの分野に特化した資料を中心に収集、所蔵しています。附属図書館全体では 370 万冊以上の蔵書があり、古典籍や稀覯書を含む貴重なコレクションも多数所蔵しています。特にグーテンベルク聖書以降 1500 年までの 45 年間、活版印刷術の黎明期に刊行された揺籃期本であるルカ・パチョーリの「スムマ」など、歴史的価値の高い資料が揃っています。総合・国際文化学図書館は、国際文化学研究科の学生向けの資料、約50 万冊の蔵書を誇ります。ここには文化交流や各国の文化事情に関する資料が充実しており、国際文化学を深く学ぶことができます。館内には、英語の多読資料や語学検定資料が揃ったグローバル図書コーナー、グループでの学習や発表練習などに利用できるグループ学習室や創造的学修のためのオープンなスペースであるラーニングコモンズを設置しています。また、毎年開催される学生選書ツアーでは、学生自身が書店に赴き選んだ本が総合・国際文化学図書館に配架されるので、自分の研究や興味に合った資料を見つけることができます。ほかにもオンラインで図書館員に質問できるチャットレファレンスや、学内外図書館から必要な資料や論文を取り寄せるサービスなど、みなさんの学修を支援するための多様なサービスを展開しています。学生寮大学の寮として、男子学生用に「住吉寮」「住吉国際学生宿舎」「国維寮」「白鴎寮」、女子学生用に「女子寮」「住吉国際学生宿舎」「国維寮」「白鴎寮」があります。学生寮の寄宿料は月額4,700円~18,000円(光熱費などは別)です。格安であること、研究科を超えた友人を作りやすいことなどが寮のメリットです。また、「女子寮」を除き、日本人学生と留学生の混住型となっており、国際的な交流が期待できます。奨学金日本学生支援機構奨学金と神戸大学独自の奨学金、財団や企業、地方自治体などが支給する奨学金があります。日本学生支援機構の場合、第一種奨学金(無利了貸与)と第二種奨学金(有利子貸与)があり金額も異なります。本学独自の奨学金としては、博士課程前期課程に在籍し、かつ、博士課程後期課程への進学予定者で、研究業績、学業成績及び人物ともに優秀な学生に対して給付する「博士課程進学者支援奨学金制度」があります。博士人材支援(博士後期課程)本学では、博士後期課程の学生を対象とした研究専念支援金制度として、異分野共創による次世代卓越博士人材育成プロジェクト(SPRING)、異分野協働・共創による次世代 AI 卓越博士人材育成プロジェクト(BOOST)があります。research facilities, dormitories, scholarships46 | 神戸大学大学院国際文化学研究科全学の研究支援施設・学生寮・奨学金

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