神戸大学 経営学部 2026
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なリーダー(トップマネージャー・経営者)が最先端のビジネス課題とその取り組みについて、受講者に直接提供する講義形式による授業に分類されます。マーケティング/ファイナンス領域のベーシックな理論を横断的に実践形式で学ぶ授業です。この講義を通じて、受講者はビジネスそのものの楽しさを体感しながら、経営理論に裏付けされた実践能力の習得を目指します。で、近年注目されているDX に対して企業のリーダーがどう向き合っているかを理解するとともに、マーケティングやマネジメントの理論が実際にどのように使われているかを学び、その効果や課題について実践的に議論できる能力の習得を目指します。⼤企業の新規ビジネスプランニング(デロイトトーマツコンサルティング合同会社寄附講義)事業承継と中堅・中⼩企業の M&A(⽇本 M&A センター寄附講義)実践 顧客基点のデジタルトランスフォーメーション(電通デジタル寄附講義)中堅・中⼩企業経営論(株式会社船井総合研究所寄附講義)経営学特殊研究(人的資本経営)(株式会社インソース寄附講議)*経営データ分析特殊研究(プログラミング)(株式会社インソース寄附講議)*The Role of Asset Management in the Future(あおぞら投信株式会社寄附講義) 日本を代表する企業の経営者から直接請義を受ける機会を提供する授業(寄附講義)は、神戸大学経営学部の誇る特色のある講義形式の1つです。寄附講義は、毎年複数開講されており、在学生からの評判もたいへんよく、毎年多くの在学生が受講しています。ここでは、寄附講義の人気の秘密について紹介しましょう。 令和7年度に開講されている寄附講義(表1)を見てもすぐ分かるように、神戸大学経営学部の寄附講義は、多彩な企業によって提供されています。寄附講義は、グループワークを中心とした演習形式による少人数授業と毎回の講義で様々 例えば、No.1の「大企業の新規ビジネスプランニング」では、受講者でグループ分けされた各チームの中で、各受講者が、企業の新規事業立ち上げチームのメンバーとして仮想的に新規事業立案を行い、現役コンサルタント(デロイトトーマツコンサルティング合同会社)の指導の下、事業戦略/ 例えば、No.3の「実践 顧客基点のデジタルトランスフォーメーション」は、株式会社電通デジタルが、ビジネスで直面するリアルなデジタルトランスフォーメーション(DX)を紹介する授業です。電通デジタルは、様々な企業と協働し、その企業の顧客との接点をデジタル化し、新たな顧客体験、価値を創造しています。様々な事例に触れること表1 主な寄附講義(令和 7 年度開講分)No.デロイトトーマツコンサルティング合同会社2 株式会社⽇本 M&A センター3 株式会社電通デジタル4 株式会社船井総合研究所5 株式会社インソース6 アンカー・シップ・パートナーズ株式会社 地域創生と観光経営(アンカー・シップ・パートナーズ寄附講義)7 あおぞら投信株式会社*⼤学院開講科目 141企業名寄附講義名 産学連携の強みを生かしビジネスの課題解決に役立つ実践力を養います寄附講義とはビジネスの楽しさを体感しながら、使える知識として体得する今ビジネスで起こっていることを理解し、リーダーの構想力・発想力にふれるトップからビジネスが見える教育

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