International Exchange国際交流¡Vamos!スペイン交換留学への挑戦 私は修士1年目で学力試験の要件を満たし,博士課程への進学目標を明確にしました。その過程で,西山先生や国際交流室の紹介を通じて,ドイツ・ケルン大学の留学プログラムを知りました。西山ゼミでは,一般均衡モデルを応用し,金融政策の実証分析スキルを鍛えられました。この経験を通じて,マクロ経済理論のさらなる深化の必要性を感じ,より高度な理論・実証研究に取り組むことを決意しました。そこで,博士1年後期からケルン大学マクロ経済研究所のSchabert教授と積極的に交流し,その指導を受ける機会を得ることができました。 ドイツ到着当初は言語や環境に不安がありましたが,研究所のフェローたちと親しくなり,ヨーロッパカップ観戦などを通じてすぐに馴染むことができました。お互いに研究テーマについて熱く議論を交わす中で,彼らの学問に対する厳格さと真剣さを強く実感しました。現在,Schabert教授と共通の研究関心のもと,共同研究を進めています。毎回のミーティングでのブレインストーミングや教授からの励ましが,私の研究への興味と発想力を大いに刺激してくれています。 外国人にあって私は留学生として再び海外派遣の機会を得て,異文化の中で学ぶ貴重な経験をすることは,学生時代の最大の宝物となりました。神大では,グローバル人材の育成を目指し,多様な留学プログラムを提供しています。留学に興味がある皆さん,ぜひこのチャンスを活かしてください! 私は3回生の後期に,部局間協定校であるスペインのバルセロナ大学経済経営学部へ交換留学に行きました。私は将来グローバル舞台で活躍するには,どんな環境でも強い自己改革への意志と責任感を持ち,最後まで根気強くやり遂げる力が必要だと考え,敢えて自身にとって全く未知の文化・言語環境であるスペインを留学先に選定しました。バルセロナ大学では,本学部では履修できない分野の経済学の講義を履修し,経済学の専門性を幅広く高めることができました。また,私は1,2回生時,学部のIFEEKというプログラムへ所属し,留学前から“英語を”学ぶ力と共に,“英語で”経済学を学ぶ力も養っていたため,現地の講義へも柔軟に適応することができました。非学業面では,言語の全く通じないスペイン人3世帯家庭の元へのホームステイという,現地に深く入り込んだ生活を通し,豊かな国際性を習得しました。彼らと互いの文化に関心を持ち,言語の壁に苦労しながらも夢中で楽しんだ日々は,かけがえのない思い出です。別れの時にはまたいつか再びこのバルセロナの地へ足を運び,再会を果たしたいと心から感謝の念が湧き溢れました。私は,交換留学は自己成長の場であると同時に,自己探求の場でもあると考えます。そして本学部には,充実した留学制度と,挑戦を支えてくださる温かい環境があります。是非,本学部での交換留学でグローバル舞台へ踏み出し,自らの可能性を広げる挑戦をしてほしいです。私は4年生後期の半年間,オランダのフローニンゲン大学へ交換留学をしました。留学先の講義を受けつつ,奨学金の課外活動として自治体・企業・NGO団体などへの取材も行いました。 留学して一番良かったと思うことは,海外への心理的ハードルが格段に下がったことです。海外で生活すること,働くこと,異文化の中で人と関わること全てのハードルです。これは海外での大学生生活に加えて,オランダやヨーロッパの開かれた文化を実感できたことも大きいです。例えば,知り合いのいない状態から取材を申し込む過程で,多くの団体がメール一本で快諾してくれた経験などです。海外へのハードルが下がったことで,今後大きな決断をする際に海外が自然に視野に入るようになりました。この変化が自分にとって,将来どんな形で現れてくるかはまだ想像もつきませんが,今までよりも可能性が更に広くなったことは確信できます。 神戸大学経済学部には,ヨーロッパをはじめとして様々な国や地域について学べる専門科目があります。留学する前にこうした科目を履修しておくと,現地で見聞きすることを学問的な視点でも楽しめるのでおすすめです。どこへ留学に行くか迷っている方は,これらの科目を受講してから決めるのも面白いかもしれません。また長期留学経験のある教授も多く,きっと皆さんを手助けしてくれます。留学して良かったと本当に思います,皆さんもぜひ。 私は4回生後期の半年間,ベルギーのKU Leuvenに交換留学しました。留学を通して私が最も大きく学んだことは,「海外」そのものへの憧れがなくなったことです。留学前の私は,海外にいること自体にどこか特別な価値を感じ,日本と海外を無意識に比べてしまうことがありました。しかし実際に現地で生活する中で,その考えは大きく変わりました。海外にいること自体が特別なのではなく,自分とは異なる視点や価値観を持つ人と対話し,交流することにこそ本当の価値があるのだと気づいたからです。 この経験を通して,物事をよりフラットな目で見られるようになりました。世界を必要以上に遠いものとして捉えることも,日本を過小評価することもなくなり,肩書きや場所ではなく「中身」や「本質」に目を向ける視点の大切さを実感しました。 また,留学はそれまで積み上げてきた経験や肩書きを一度ゼロにする体験でもありました。周囲に自分を知る人はおらず,言語や習慣も異なる環境で生活する日々は戸惑いの連続でした。しかし,自ら選んだ環境の中で生活を築いていく経験は大きな自信につながりました。20代前半でこの経験ができたことは,これからの人生において大きな土台になると感じています。 神戸大学では,教職員の方々が手厚くサポートしてくださり,困ったときにはすぐに相談できる環境が整っています。海外に憧れを持っている人も,少し不安を感じている人も,ぜひ一歩踏み出してみてください。胡 若璞金田 大輝山本 燿司大楠 悠翔2025年度博士課程修了西山 慎一 ゼミ所属2025年度卒業松林 洋一 ゼミ所属2024年度卒業宮川 栄一 ゼミ所属2025年度卒業ヴィエシボフスカ アガタ ゼミ所属協定校への留学協定校への留学協定校への留学協定校への留学オランダ交換留学記『海外』への憧れを越えて留学が拓く,新たな学問の地平
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