國學院大學 2021 入学案内
102/164

先輩に聞く 学科の学びと将来子ども支援学科入学定員 100人 メインキャンパス 横浜たまプラーザ学生数 男子43人 : 女子363人(1~4年次合計/令和元年5月現在)子ども支援学科 4年[取材時]渋谷 旭香神奈川県立川和高等学校卒業東京都特別区立幼稚園教諭 合格先生として、幼稚園を「楽しい」と思える場所に。幼稚園教諭免許と保育士資格の両方を取得できることに魅力を感じ、この学科を選択。入学後はサークル活動やアルバイトでも子どもたちと積極的に関わり、理解を深めるための努力を続けました。自分なりに準備を整えて臨んだ3年次の保育実習では、1日の流れの見通しが甘く、課題が多く残る結果となりましたが、保育者として働くまでに磨くべき力を見いだせたのは大きな収穫となり、活動後の子どもからの屈託のない「楽しかった」の言葉に大きな自信を得ることができました。子どもたちの感じている、言葉だけでは表せない思いを汲み取る目や、子どもたちの成長を支える技術を身に付けられたのは、先生方や同じ夢を追う仲間と、保育の現場で生まれた新たな疑問や発見について、いつでも意見3歳までの子ども(乳児)を想定した指導案を作成し、実際に絵本の読み聞かせやお楽しみ会などの模擬保育を行いました。学生同士で積極的にお互いの強みや改善点を伝え合ったり、自分には思いつかなかった工夫を取り入れたりする中で、着実に保育の質を上げていくことができました。子どもたちと向き合うときに直接役立つ学びに満ちていた授業です。記憶に残る授業「乳児保育Ⅱ」大学での進路相談で勧められ、3年次の春休みから特別区立幼稚園でのボランティアを開始。そのボランティア先で、子どもたちの個性を深く理解して興味や関心を引き出す、自分の理想像と言える先生に出会えたことが、進路の決め手になりました。週2回のボランティアを継続し、子どもたちの成長を長く見てきた経験は、面接試験でも私の強みとなりました。学びと就職活動を交わしながら学びを得ることができた4年間のおかげです。子どもは、遊びを通して多様な経験をし、多くのことを学び取っていきます。その学びを保証するために、幼稚園を子どもたちが楽しく過ごせる充実した場所にしていくこと。この思いは私の保育の原点として、今後も大切にしていきたいと思います。絵本キャラバンでの読み聞かせの風景100

元のページ  ../index.html#102

このブックを見る