各業界・企業を担当する職員から、的確な支援を受けられます。リアルな仕事の現場に触れれば、就職活動のモチベーションも上がるはず。キャリアサポート課 課長 木村 都ほとんどの学生は「嫌だなあ」と思いながら就職活動を始めます。ですが、たくさんの社会人に会ってやりたいことを探すのは、本来とても刺激的なことのはずです。実際、活動を終えてから「就活は楽しかった」と口にする4年生は多く、そんな学生ほど満足できるキャリアに出会えています。「それならば、学生自身が夢中になれる就職活動を実現しよう」と思ったことが改革の始まりです。「社会には、生き生きと働く魅力的な人がたくさんいる。そんな人との接点を作れば、モチベーションも上がるのでは」と考え、インターンシップや業界別体験イベントを充実させました。ねらいは、できるだけ多くの企業の“リアル”に触れてもらうこと。WEBサイトを見て知ったつもりでいても、職場にお邪魔し、社員の方と話すと印象が変わります。企業訪問で私たち職員もそれを痛感しました。実際に見て、話して、業界や企業を知ってから進む道を決めてほしい。それが、後悔の少ない“質の高い就職”への第一歩だと思います。大学独自の収集活動で蓄積してきたリアルな情報やノウハウを利用できます。企業との関係性を活かして開催される本学独自のイベントに参加できます。実社会との接点が多い体験重視の就職活動で、“満足度の高い内定”を目指せます。各業界のTOP企業をピックアップしてキャリアサポート課職員が各社を訪問&徹底分析学生のメリット ❶学生のメリット ❷学生のメリット ❸学生のメリット ❹改革 優良企業の採用実績を分析し 260社を抽出キャリアサポート課では、まず各社の採用実績を洗い出し、文系学生を採用する意向がありそうな260社を“國學院生にチャレンジしてほしい企業”に設定。経営や働き方などすべての面で先を行くTOP企業から就職活動をスタートし、 “企業を見る目”を磨きながら効率的にキャリアを考えられる仕組みを整えました。 徹底した企業訪問で 関係づくりを行う次にその260社を切り分け、業界ごとに担当を決めて職員一人ひとりが足繁く訪問。採用担当者の方とface to faceの信頼関係を築くことで、キャリアイベントなどへの協力を快諾してくださる企業の数を増やしていきました。学生事務部キャリアサポート課エアライン担当佐野 祐人学生事務部キャリアサポート課金融担当小林 みのり業界セミナーキャリアデザイン&サポート企業との接点を増やし、就職の“質”の向上に取り組んでいます。キャリアサポート改革國學院大學では、2016年から“自ら動きたくなる就職活動”を目指し、独自のキャリアサポート改革に取り組んできました。その結果、3年前と比べ学生1人あたりの企業エントリー(出願)数は約2倍に、インターンシップ(就業体験)参加数は約3倍に。内定獲得後に「就活は楽しかった」と答える学生も増えています。135
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