國學院大學 2021 入学案内
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日本文学科学科共通の基礎科目日本語学専攻日本文学専攻伝承文学専攻上代の『古事記』『万葉集』から中古、中世、近世、近現代の夏目漱石や森鷗外、太宰治まで。日本文学の主要作品や作家が学修の対象です。発音・文字・表記・文法・語彙・方言など、あらゆる角度から日本語を研究。古典文献、話し言葉、方言の聞き取り調査など、多彩な内容を分析します。口承の昔話や民具など、文字化されない文芸や儀礼・風俗を扱います。地方と中央、過去と未来を結ぶ文化の動きを捉え、理解を深めます。源氏物語、谷崎潤一郎、大正~昭和の小説・評論、井原西鶴、落語、古事記・日本書紀、万葉集 など日本語学、平安時代の文法、江戸ことば、方言、音声学、日本語教育、語法、語彙、若者ことば など昔話、民俗学、伝説、祭り、民具、文字化されない儀礼、柳田國男、言い伝え、都市伝説 など[例えばこんなテーマ][例えばこんなテーマ][例えばこんなテーマ]1年次2年次以降 学科の特色3専攻に分かれて日本の文学・言語・文化をより深く学ぶ明治15(1882)年に設立された皇典講究所の伝統を引き継ぐ日本文学科は、古代から現在までの文学・言語・風俗習慣・儀礼などを研究する学科です。1年次は基礎を幅広く学び、2年次から3つの専攻に分かれて専門を深めます。免許・資格取得や文芸創作のプログラムも3つの専攻の他に、書の世界を理論と実技から学ぶ「書道」と、図書館司書の資格取得を目指す「図書館学」、教員免許の取得を目指す「教職」も日本文学科の大きな柱です。文学を研究するだけでなく、表現や創作を実践的に学びたい学生向けには「表現文化プログラム」を開設。小説・詩・短歌・演劇・落語・各種メディアの情報伝達などの表現方法を実践的に学び、表現や創作に携わる人材の育成を目指しています。中学・高校国語科教員志望者を対象に古典教育のスペシャリストを養成する副専攻「古典教育研究」もあります。日本の文学や文化を体系的に学ぶことで人間の本質に迫り、未来を探ります。こんなところです 日本文学科 小田 勝 教授小さな気づきの先に、大きな世界がひろがっている。言葉というのはとても不思議なものです。例えば「午前中」といえても「午後中」といえないのはなぜでしょうか。「まさか!」と叫べますが「よもや!」と叫べないのはなぜでしょうか。大学では、当たり前と思われていることの中から問題を見いだす力、そして、それについて追究する力を養います。「なぜ」という小さな気づきの先に、大きな世界が広がっているのです。國學院大學の日本文学科には、数多くの教員、数多くの蔵書がそろっていて、日本文学・日本語学・伝承文学について学ぶための最上の環境が整っています。文学や言葉に関心を持ち、豊かな学びの世界に飛び込んできてください。039

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