國學院大學 2021 入学案内
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外国語文化学科こんなところです 外国語文化学科 針谷 壮一 教授言語と文化を総合的に捉える視点が、国際人としての力に。総合的な視点の重視が、外国語文化学科の大きな特長。学ぶ言語をひとつに絞らず、第一外国語として英語を、第二外国語としてドイツ語・フランス語・中国語のいずれかを選ぶカリキュラムはその姿勢の表れです。これにより、学生は外国語2つに日本語を加えた3言語を比較し、相対化することができます。例えば漢字という共通点がある日本語と中国語は、英語より似ている単語や発音がはるかに多く、その共通点から東アジアの交流の歴史を感じ取れます。このように言語を比較することにより、多様な視点から立体的な理解が可能となります。言語と文化を軸に国際人としての力を養うなら、この学科を選ぶ意味は大きいと思います。外国の言語と文化を一体のものとして学び、主体的な異文化コミュニケーション力を養います。言語と文化を総合的に学ぶ外国語文化学科は、「外国語」と「外国文化」を学ぶ学科です。世界のさまざまな地域を知り、そこに住む人々と触れ合いたい。そんなとき、その土地の言語を学ばなければ、文化を理解することはできません。他方で、文化を知らなければ、言語を使いこなすこともできないのです。言語と文化は一体のもの。こうした考えのもと、言語と文化を総合的に学ぶことで、日本文化と外国文化の違いや共通点を理解し、異文化間の橋渡し役となるグローバルな視野を持った人間を育成します。2つのコースで理解を深める外国語文化学科では、必修として全員が英語を学ぶ他、入学時からドイツ語、フランス語、中国語のいずれか1言語を選択し、合わせて2言語を4年間学びます。同時に、英語・ドイツ語・フランス語・中国語圏の文化について幅広い知識を得ることで、主体的に異文化コミュニケーションに関わる力を養います。言語に重心を置くか、文化に重心を置くかにより、2年次に2つのコースのいずれかを選択し、学修を深めます。 学科の特色学科共通の基礎科目「英語」「ドイツ語/フランス語/中国語(選択)」「外国語文化導入演習」1年次2年次以降外国語コミュニケーションコース世界中のさまざまな言語・文化的背景を持つ人々と、主体的にコミュニケーションできる能力を身に付けることが目標です。自分の興味・関心に従って、2つの履修スタイルが選べます。①共通語としての英語を中心に学ぶ②選択外国語(ドイツ語・フランス語・中国語)を重点的に学ぶ外国文化コース外国の言語と文化をバランス良く学び、偏見のないグローバルな視野と判断力を身に付けることが目標です。次のような地域・分野について、自分の興味・関心に従って履修します。地域:アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、中国など分野:文学、映像、社会、メディア、比較文化、文化交流など●約1カ月間●夏と春の長期休暇を活用●集中的に語学を勉強●1学期間(約4カ月間)●留学先での在学期間と取得単位を 本学の修業年限と要卒単位に算入できる●高い語学力習得が目的●2学期間または1学期間●留学先での学費は免除●現地の学生とともに学部授業に 参加する留学、または語学留学短期留学セメスター留学協定留学在学中に多くの学生が留学を経験留学について詳しくはP.128へ047

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