学科共通の基礎的講義/演習神道文化コース宗教文化コース神道に関する諸分野を学び、神職になるための教養をも身に付けるコースです。国内外の宗教文化についても学ぶことで、幅広い知識を身に付け、現代の神道に関わる諸課題に対応できる人材育成を目指します。国内外の宗教文化を主として学び、研究するコースです。宗教文化の比較研究を通して、神道を中心とした日本文化の特色を捉え、日本の宗教文化を世界に発信できる人材の育成を目指します。履修モデルA古代・中世の神道史・神社史について学びたい人向け履修モデルB近世・近代の神道思想や神社制度について学びたい人向け履修モデルC祭式・神社実務など神職の社会的実践について学びたい人向け履修モデルD世界の宗教文化について広く学びたい人向け履修モデルE日本の伝統文化について深く学びたい人向け古代・中世神道史を学び、文献の解読方法や考証法を身に付けます。近世・近代神道の変遷を理解し、神道史上における課題を探究します。祭式を修得し、書道や雅楽など神職としての実践技能を身に付けます。宗教全般の知識を深め、比較文化学などを学んで視野を広げ、異文化との相互理解を図ります。日本の固有信仰や民俗・慣習などを学び、伝統文化を現代に応用します。興味・関心・目標に合わせて組み立てられるカリキュラム1・2年次3年次以降どちらのコースに進んでもすべての授業科目群を履修できる神道文化学科学業と生活の両立がしやすい昼夜開講制(フレックス制)神道文化学部は、建学以来の伝統である神職養成の使命を継承する学部。創立120周年を機に、文学部神道学科を改組拡充して現在のかたちになりました。日本の伝統文化や内外の諸宗教、関連の文化までも包括して学べる、自由度の高いカリキュラムが特長です。学生の半数近くは神職子弟(社家)以外の出身。一般家庭の出身で神職を目指す学生も少なくありません。神社で実習しながら資格取得を目指す学生もいることから、神道文化学部では昼夜開講制をとっています。平日の夕方以降と土曜の授業を主とした「フレックスAコース」と、昼の授業を主とした「フレックスBコース」のいずれかを入試の際に選ぶことができます。演習や行事から日本の伝統文化を学び取る学生が自分で調べたことを発表し、質疑応答や議論を行う「演習」形式の授業を、1年次から取り入れています。また、装束著装や管弦を体験できる「観月祭」や「成人加冠式」などの行事で実践的に日本の伝統文化を自主的に学べるのも、本学部ならではの特色です。 学科の特色日本の伝統文化の根幹である神道を学び、世界の宗教・文化を踏まえて研究します。こんなところです 神道文化学科 鈴木 聡子 助教日本を知ることで、世界を知る。神道文化学科は、神道と宗教文化を深く学べる、全国的に見ても珍しい学科です。本学科の魅力は、神社でご奉仕するための祭式作法を学べること。日本で生まれた神道を実践的に学ぶことで、日本の歴史・文化そのものを肌で感じることができます。また、神道を学び他の宗教と比較することは、世界のさまざまな宗教文化を広く知ることにもつながります。これにより、日本がどのような文化を持っている国なのかを理解し、あらゆる場面で「日本」を発信できるようになるでしょう。本学科には同じ志を持つ仲間とともに神道文化を学び、切磋琢磨できる素晴らしい環境があります。ぜひ、ここで日本の伝統文化に触れてみてください。063
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