國學院大學 2021 入学案内
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授業紹介(令和2年度参考)法律専門職専攻講義内容詳細「シラバス」と、要卒単位数などカリキュラム詳細「履修要綱」を、大学ホームページ(www.kokugakuin.ac.jp)に掲載しております。 専門教育科目構成(令和2年度参考) 演習科目ピックアップ(令和2年度参考)行政法は身近な法分野ですが、関連の法律や裁判例はかなり複雑です。この「行政法応用演習」では、比較的簡単な裁判例などからスタートし、行政法が私たちの生活にどのように関わっているのか、そしてどのような解決策を示しているのかを学んでいきます。前期は教員が裁判例を取り上げながら基礎的な知識を伝え、学生が感想や疑問点を述べる形で進行。判決文を読んだ上で理解できない専門用語を調べ、関連する法制度についての説明を受けながら、自分の意見を述べる練習をします。後期に入ると、いよいよ「判例報告」です。自ら裁判例を分析して複雑な内容を噛み砕きながらポイントを報告し、裁判例を素材とした質疑応答を続けることで、学生の法に向き合う応用力は回を追うごとに磨かれていきます。「自分の意見を理由を付けて述べる」ことは想像以上に難しいもの。訓練を通じて、社会の問題に積極的に関わっていける能力を育成する演習です。行政法応用演習 高橋 信行 教授 身近な事例や裁判例を通じて、行政法に親しむ。(専)民法・債権総論この講義では、債権一般に関わる諸制度を検討します。授業では、各制度の趣旨や解釈・適用について教員が解説するとともに、学生は事例問題を実際に検討することを通じて法的解決能力を身に付けていきます。(専)憲法ⅠA・B「憲法ⅠA・B」は、主に日本国憲法の統治機構(政治の仕組み)の基礎を扱います。日本国憲法は、13条で「すべて国民は、個人として尊重される」と定め、個人が尊重される社会を作ることを国家の目標としています。個人が尊重される社会を作る活動がまさに「政治」であり、その仕組みの主な部品は国民主権、国民代表、権力分立、議院内閣制、違憲審査制、地方自治などです。この授業では、例えば、「被選挙権は憲法に明文規定がないけれど、これは憲法が保障する権利ではないのか」といった問題から考えていきます。「憲法ⅠA」は前期配当科目、「憲法ⅠB」は後期配当科目です。通年で履修することにより、統治機構の話が完結します。(専)刑事手続法概論配信動画を視聴して自宅で予習を済ませ、教室ではグループワークを繰り返す、反転授業方式をとっています。刑事訴訟法の基本知識・思考方法を確実に修得するとともにコミュニケーション力を磨いていきます。073

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