卒業後は公務員へ、著名法科大学院へ。法学部で学ぶ魅力は、社会で活躍するために必要な知識や一般的なスキルを修得し、多様な進路が開ける点にありますが、とりわけ公務員になる卒業生を多数輩出しているのが、法学部の特徴です。市役所、都庁、警察、さらに国家公務員として裁判所、国土交通省、宮内庁、金融庁などへと就職しています。進学面では、司法試験合格率の高い法科大学院へ毎年合格者を送り出しています。法学部では現役弁護士を招いての講演会を毎年開催しており、法曹三者を目指す人にとって、現実に起きた事件や法曹という職業を題材とした講演は、良い刺激となることでしょう。法学部 法律学科 卒業生の主な就職先・業種別進路/INFORMATION 法学部INFORMATION「調べる・体験する・話し合う」 アクティブ・ラーニングによって改革を果たした、法学部の授業風景。アクティブ・ラーニング型授業を、積極的に導入しています。法学部では、アクティブ・ラーニング型授業を積極的に導入しています。法律専門職専攻および政治専攻は定員50名の少人数教育であるため、もとより教員と学生が対話しながら進んでいくインタラクティブな授業が豊富ですが、法律専攻においても、グループワークや種々の手法を用いて、学生が自ら考え、体験し、話し合う授業が試みられています。このような主体的な学修により、確実に知識を身に付けるのみならず、学生同士や教員との議論を通じて、複雑な現代社会におけるさまざまな問題について自ら考え、解決する能力を養成していきます。分からないことは、フェローに質問。法学部には、講義や教科書で分からないことの質問を受け付けたり、答案やリポートの書き方を個別に指導してくれたり、一人ひとりの弱点を克服するための勉強方法を考えてくれたりする教育スタッフ、フェローがいます。授業期間中、フェロー室には2名のフェローが常駐し、学生は自分の好きな時間に訪れて質問をすることができます。どのような質問にも優しく丁寧に指導してくれるフェローは、学生たちにとって心強い存在です。アクティブ・ラーニングを実践している授業例2反転授業を採用している「民事訴訟法」1授業テーマから受講生が創り上げる「演習(民事訴訟法)」3動画を使って予習を済ませ、授業内ではグループワークを行う「刑事手続法概論」4学生と対話しながら授業を進めていく「国際法の基礎」079
元のページ ../index.html#81