國學院大學 2021 入学案内
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先輩に聞く 学科の学びと将来健康体育学科入学定員 130人 メインキャンパス 横浜たまプラーザ学生数 男子400人 : 女子169人(1~4年次合計/令和元年5月現在)健康体育学科 4年[取材時]遠藤 滉也私立國學院高等学校卒業大成建設株式会社 内定 「相手に寄り添う教え方」を将来の仕事に活かしていく。熱意を持って生徒と向き合う中学時代の先生に憧れ、入学時は保健体育の教員を志していました。運動や身体、スポーツの指導法を専門的に学ぶカリキュラムは、自分自身の食生活や所属していた軟式野球部での後輩への指導に直結する知識を豊富に吸収でき、学びが自らの力になっている実感に溢れる日々を過ごしました。特に印象深いのは、3年次に経験した中学校での教育実習です。予想に反して特別支援学級を受け持ったこともあり、イメージ通りには授業を進められませんでした。板書や配布物の漢字に振り仮名を付ける、分かりやすい言葉に変換して話すなど、自分にできる最大限の工夫を凝らす中で、相手に寄り添いながら指導をすることが、聞き手の理解を得るためにどれほど大切である専門機器を実際に使いながら、垂直跳びなどの身体運動を解析しました。膝の関節が伸びる速度や、地面から受ける力の大きさを目に見える数値にすると、感覚的な動作も根拠立てて説明できます。スポーツを指導する際、「とにかく頑張れ」というような精神論に頼るのではなく、データに基づいた説得力のある理論で教えていくことが重要であると気付かされました。記憶に残る授業「スポーツバイオメカニクス演習」内定先を志望したきっかけは、建設業界で働く部活動のOBの方から聞いた、「街中に自分が携わった物がある達成感」に惹かれたことでした。その後、業界研究を進めるうちに、大勢の人が団結してひとつの建物を造り上げる総合建設会社を目指すように。建設大手の中でも、若手の意見も積極的に取り入れる風通しの良い企業風土に惹かれ、入社を決意しました。学びと就職活動かを思い知りました。やりたいことを見つめ直した結果、教職以外の道に進むことを決めましたが、将来この学びは、後輩社員の育成などにも必ず活きると思います。内定先の総合建設会社で現場経験を積み、いつかは営業職に就いて、街のシンボルとなるような大きな建物の建設に携わることが次の目標です。軟式野球部の夏合宿にて096

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