國學院大學 入試情報ガイドブック 2022
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c)高等学校での部活動、課外活動、学校行事などd)学校外でのボランティア活動、社会貢献活動e)海外留学f)その他   ※上の活動に関わる資格証明書、表彰状、報告書等の資料の提出は求めない。④英語検定試験におけるCEFRのA2以上のスコア証明書(P37参照)⑤(社会人のみ)履歴書、高等学校の卒業証明書または高等学校卒業程度認定試験・旧大学入学資格検定試験合格証明書 ■第2次選考①論述試験(全体で1,000字程度の論述、90分)英文、古文、漢文の文章題から1つを選び、与えられた課題について論述する。文章の内容を理解するとともに、その理解をもとに、自身の見解を論理的に述べることが求められる。さらに、出願時に作成したレポートに関する論述を課す。②面接試験(約20分)大学での学修に対する目的意識、修学意欲などについて面接を行う。【選考のポイント】■第1次選考①レポート■主題の設定は適切か レポートは読後感想文ではなく、調査研究した事柄を論証し、何らかの結論を得るものです。まず、レポートの主題を適切に選んでいるかが問われます。歴史学、考古学、地域文化と景観に関して、探求に値する主題を選ぶことが重要です。そのためには、その主題に関する研究文献、調査報告書、史資料等を入手し、読解すること、あるいは自身で発掘調査等に参加した経験があるなど、主題に関する実体的な根拠があることが前提です。自分の好きなこと、という動機だけで主題が成立するとは限らないことを認識してください。■構成は適切か レポートの構成の基本は、主題を明示する「序論」、調査内容を論述する「本論」、論述の結果得られた主題に関する「結論」の3部構成です。段落設定を適切におこない、必要に応じて番号を振って議論を整理するなど、論点がわかりやすく整理されていることも選考のポイントです。■論述のしかたは適切か 主題について、根拠を示したうえで合理的な説明をおこなってください。根拠のない空論や個人的見解に終始しないことが重要です。文章表現に個性があるのは当然ですが、ひとりよがりの論述や飛躍した議論は、説得力がありません。根拠に基づく公正な判断力、それをだれもが納得できる論理をもとに、適切な日本語で表現できているか、がレポートを評価するときの指標です。■根拠を示しているか 過去におきた事柄をレポートにまとめるときには、想像ではなく、確実な根拠を示して論述することが絶対に必要です。したがって、根拠として参照した文献、史資料、調査報告書等を、正しく列挙してください。根拠資料の提示がない場合、個人的な想像と区別がつかず、レポートとして評価できません。 ②志望理由書 史学科に入学した場合、出願要件①~④の分野のうちの何を、どのように学びたいかを、具体的に記載してください。その主題に関してこれまで自主的に調査研究や学習をした経験がある場合は、それにも触れ、史学科を志望する理由を明確に述べてください。③活動レポート 高等学校の学習以外で、学校の内外で自主的な活動をおこなった事柄を記載してください。a)~e)に挙げた活動のほかに、自分が主体的に参加した経験でも構いません。その活動を通して、何が身についたかを述べてください。なお、それらの活動の成果を証明する証明書や表彰状、新聞記事等の添付資料を提出する必要はありません。■第2次選考①論述試験 出題された英文・漢文・古文をしっかりと読みこなし、内容を要約し(300~400字)、そのうえで、その内容について、自分の見解や意見を500~600字程度で論述します。出題文の内容が理解できなければ、自分の見解を書くことができませんので、英語・古文・漢文の読解力をつけておくことが必須です。さらに、要約する力、見解を明快に書く力、日本語表現力を磨く訓練も必要です。また、出願にあたって提出したレポートについても、200字程度での説明を求めます。②面接試験 史学科への志望動機、入学後の学生生活の抱負などを問います。史学科で何を、どのように学びたいかを明確に述べるようにしてください。【出願要件】本学文学部哲学科で学びたいという意欲を持ち、次の項目のいずれかについて志望(複数可)を強く持つ者。①西洋古代・近代・現代の哲学、倫理学の学修・研究②東洋哲学(日本哲学、インド哲学、中国哲学など)の学修・研究③応用倫理学(生命倫理、環境倫理など)の学修・研究④宗教思想の学修・研究⑤西洋古代・近代・現代の美学、芸術哲学の学修・研究⑥西洋・東洋・日本美術史、美術思想の学修・研究⑦芸術学(映像論、音楽論、舞踏論、建築論など)の学修・研究 【選考方法】■第1次選考書類選考①レポート(800字程度)書籍1冊、ないし美術作品、映画等1点を取り上げ、それについて紹介しつつ、どのような点に深く関心を持ったのか、またその理由を示すこと。なお、書籍の場合は第2次選考の課題図書とは異なるものを選び、書籍名・取り上げた作品名等を表題の欄に記入すること。②自己推薦書(900~1,000字)これまでの学習意欲と関連づけて、本学科入学後に学びたいことについて示すこと。③活動レポート(P37参照) ■第2次選考①小論文試験(1,000字程度、90分)あらかじめ次の課題図書2冊のうち1冊を選択して読んでいることを前提とした試験を行う。課題図書は、試験当日2冊とも持ち込み可とし、解答に使用する図書は問題を見た後で決定してよい。なお、図書に書き込みをすること、頁を折り曲げることは可とするが、別紙を持ち込むこと、付箋を貼ることは認められない。〈課題図書〉【1】 トゥーゲントハットほか『ぼくたちの倫理学教室』(平凡社 新書)【2】 伊藤亜紗『ヴァレリー 芸術と身体の哲学』(講談社学術文庫)②面接試験(約20分)大学での学問・研究に対する目的意識、修学意欲などについての面接を行う。【選考のポイント】■第1次選考「レポート」 : 書籍1冊、ないし美術作品、映画等1点を取り上げ、自分がとりわけ関心を持った箇所をまとめたうえで、どのような点に深く関心を持ったのか、またその理由を800字程度で述べるものです。特に次の3点を重視して選考が行われます。(1)書籍や作品について、論点を絞ってしっかりとまとめられているか 取り上げる書籍や作品の内容すべてを網羅する必要はありません。自分がとりわけ関心を持った箇所がどこかを明確に示し、正確にまとめられているかを見ます。(2)自分なりの意見の形成ができているか 参考書等からとってきたような考えではなく、あなたが何を理解し、どのように考えたかを書けているかを見ます。ポイントとなるのは結論に至る思考過程であって、導き出された意見が正しいかどうかではありません。(3)正しい日本語で、論理的に書けているか 論述は、興味や関心の異なる他人に自分の考えを理解してもらうためにあるのであって、書いた本人しかわからないような文章では意味をなしません。正しい日本語で、論理的に、わかりやすく思考過程を説明しなければなりません。「論理的に」というのは、「自分の考えの理由・根拠を示せている」ということです。「自己推薦書」 : なぜあなたが哲学科で学ぶ必要があるかをこれまでの学習意欲と関連づけて述べるものです。自分の高校での活動記録に終始する自己推薦書は多いのですが、そのことは哲学を学ぶために絶対に不可欠なものではありません。むしろ、そうした活動や日々の思索を通じて、自分がなぜ哲学あるいは美学を学ぼうと考えるに至ったか、具体的に何をどのように学びどのような方向性で自分の考えを深めていきたいかに選考側は関心があります。 ■第2次選考「小論文試験」 : あらかじめ読むよう示された課題図書のなかで扱われている問題について、1つ論述問題が課され、指定された論題について、1,000字程度で述べるものです。当然ながら、問いは課題図書の内容をふまえたものとなりますが、小論文は問いの正解のようなものを課題図書の中から探す作業ではありません。 選考のポイントは第1次選考の「レポート」でのポイントに等しいのですが、それに加えて、提示されている課題が「いかなる問い」を扱ったものであるかを正確に把握しているかどうかを見ます。公募制自己推薦(AO型)13

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