國學院大學 入学案内 2022
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新たに設置される観光学部(仮称)は、「地域を見つめ、地域を動かす」をモットーに、「観光と交流」を軸に、地域から学び、地域を活かすまちづくりを目指す学部です。「地域を見つめる」というのは、それぞれの地域が持っていながら、地元の人が見過ごしている強みや魅力を外からの視点で掘り起こし、調査や検証すること。「地域を動かす」というのは、その魅力を磨き上げ、地域内外の交流へつながる施策を提案し、地域の人と一緒に活力あるまちづくりをすることです。必修となる「観光まちづくり演習」では、少人数のグループで地域を訪れ、それぞれの視点で調査しながら、地域の魅力を見出し、課題を探ります。グループワークの利点は、一人ひとりの異なるバックグラウンドや興味、関心により、多角的な視点で物事を考え、各々意見を持ち寄り、それを検証し、さらに視点を広げて深い議論に進むところにあります。そうしてまとめた具体的な「観光と交流」に関する課題解決策を地域に提案し、持続可能な地域の実現につなげます。学部の教員陣には、観光政策や観光マーケティングはもちろん、都市計画や交通、コミュニケーションやデザイン、自然、無形文化財、データサイエンスなど多様な専門分野を持つ方々を迎えています。学生それぞれが、地域に関心を持ち、興味のある分野を深く学び、文理の垣根を越えて課題にアプローチできる機会を整えます。日本の、そして世界の未知の魅力を探し出し、そこに住む人々と一緒に、「観光と交流」がもたらす活力ある新しい将来像を描き出せるスキルを磨いてください。持続可能で魅力あるまちづくりを、ともに目指しましょう。観光学部長(就任予定) 西村 幸夫柔軟で多角的な視点を持つことで地域の魅力を掘り起こし、活力ある新しい将来像を描き出す。入学者受け入れポリシー観光学部(仮称)では、観光や交流を通した持続可能な地域の形成及び振興に関する学問的基盤を構築し、豊かな教養と学識をもち、地域社会の再生、活性化及びまちづくりに貢献できる人材を育成することを目的としています。特にまちづくりの現場では、分野横断での作業が必要不可欠です。基礎的な知識を身につけるだけでなく、既存分野の壁を越えて能動的に学ぶ向上心を保持し、積極的に地域に働きかけようという展望をもつ学生、特に観光やまちづくりに関心を有し、活力ある地域社会の実現に向けて、多様な分野で活躍したいという意欲がある学生を全国から受け入れます。[アドミッションポリシー]観光学部(仮称)については下記特設サイトをご覧ください。https://new-f.kokugakuin.ac.jpKOKUGAKUIN UNIV. 101

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