國學院大學 入学案内 2022
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神道は、日本の伝統文化の根幹です。國學院大學の神道文化学部ではそれをどこよりも深く学び、体験できます。また、世界の宗教文化を学ぶことで、日本の宗教文化と異国との違いを比較し、自分のバックグラウンドを客観的に見る力を養うこともできます。そうしたカリキュラムを豊富に備えているところが本学部の魅力です。多くの授業は、少人数であり教員と学生の距離が大変近く、じっくりと学ぶことができます。1年生では「神道文化基礎演習」、2年生の「神道文化演習」、3・4年生の「基幹演習」なども少人数科目です。「基幹演習」は「神道学演習Ⅰ・Ⅱ」「宗教学演習Ⅰ・Ⅱ」「神道史学演習Ⅰ・Ⅱ」の3種類に分かれており、自分の研究題目にあった演習科目を選ぶことができます。また、将来神職を目指す方のために神職資格課程があり、受講生は白衣白袴に着替え、祭式教室にて、お祭りの基本作法や装束著装法を身に付けるための授業があります。雅楽の授業などは日本でも珍しく、國學院大學ならではの学びと言えるでしょう。私の研究は出雲大社や垂加神道ですが、調査・研究を進めれば進めるほど、新たな事実が分かり、常識だとされていたことが誤りであった事例にも多く遭遇してきました。自らの興味に真に向き合い、新たな事実や考え方、さらに深めたい研究に出会えることが、大学で学ぶ醍醐味です。高等神職を養成することは本学開黌以来の使命であり、神職を目指す学生のために充実した環境作りを行ってきましたが、神職を目指す人も、そうでない人もぜひ夢を持って入学してください。入学後は、それを実現するためにいかなる準備が必要かを調べ、一心不乱に努力して、実りある4年間にしてください。必ず良い結果に結びつくはずです。ともに充実した4年間にしましょう。神道文化学部長 西岡 和彦自らの興味に真に向き合い夢に向かって努力し充実した4年間に。入学者受け入れポリシー◎求める人材、期待される入学者像國學院大學神道文化学部は、神道を中心とする日本文化への高い関心と、国内外の宗教文化を広く学ぼうとする意欲とを持ち、宗教・文化の継承者として、人々の共存や社会の発展に寄与しようとする人材を受け入れます。具体的には、次のような意欲・意志を持って、学びの成果を社会に活かそうとしている人材を求めています。[アドミッションポリシー]卒業認定・学位授与方針[ディプロマ・ポリシー]、教育課程の編成・実施方針[カリキュラム・ポリシー]については大学ホームページの神道文化学部ページでご覧ください。(1)神道の歴史・思想を学ぶ意欲を持つ者(2)神道の社会的実践について学ぶ意欲を持つ者(3)日本の伝統文化を深く学ぶ意欲を持つ者(4)世界の宗教文化を広く学ぶ意欲を持つ者(5)神社や神道系宗教団体の後継者を志す者https://www.kokugakuin.ac.jp/education/fd/shintoKOKUGAKUIN UNIV. 055

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