國學院大學 入学案内 2022
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経済学の基本的な分析ツールと幅広い歴史的パースペクティブに依拠し、身近な地域から世界に至る経済・社会・政治の動向を踏まえつつ、日本経済の一層の発展と人類の福祉の向上に貢献できる人材を育成します。経営学と会計学の専門基礎力を備えられるよう実践力、創造力、分析力を鍛錬し、企業をはじめとするさまざまな組織の中で、課題の発見と解決にリーダーシップを発揮できる人材を育成します。日本と世界の経済の仕組みを学ぶ組織運営と会計から経営を学ぶ経済学科経営学科「日本の経済」「基礎演習」などの学部共通科目で、経済学・経営学の基礎知識を学ぶ専攻するコースを決定/ゼミに入り卒業論文作成、または卒業リポート提出学科基礎科目で経済・経済学の専門基礎力を身に付ける学科基礎科目で経営・経営学の専門基礎力を身に付ける基礎演習A/Bチームのメンバーと協働し、成果を上げるためのリーダーシップスキルを養います。相手への耳の傾け方、伝え方、問いかけ方など、自分自身の特長を見つめ直し、個性に合わせたリーダーシップの発揮の仕方を理解していきます。能動的に学ぶアクティブ・ラーニングの手法を取り入れ、上級生も交えたグループワークを通じて学びを深めます。多様なメンバーと協働する力が付き、卒業後、企業などでも存分に活かせるスキルを身に付けます。リーダーシップ基礎院友に学ぶキャリア大学での学びは将来を切り拓くためにあり、その延長線上に仕事によるキャリアの構築があります。本科目では、学生時代の4年間を本学の経済学部で過ごした、学生に最も近い存在である卒業生を招いて、大学から職業・仕事へと続くキャリアの体験談を話してもらいます。10数人の卒業生からたくさんのことを学び、自分が憧れる人生のモデルを構築することで、大学での学びが一層充実したものとなることを目指します。初年次教育として、前期の「基礎演習A」で、グループワークを主体として大学生に求められる基礎的学修スキル(スタディスキル)を修得します。後期の「基礎演習B」では、修得した学修スキルを使い、解決策を導き立案するための課題解決型学習(PBL:Problem-Based Learning)を行い、アクティブ・ラーニングで学んだ知識・スキルの定着を図っています。設定した目標に対して計画的かつ協働して実行していくスキルを定着させることをねらいとしています。日本の経済経済学部に入学した学生すべてが履修し、単位を修得する必修科目です。日本経済を素材に経済学の最も基礎的な内容を学びます。経済学の基礎的な知識の学びを重ねながら、経済学の幅広い分野をカバーし、専門科目で学びたくなる分野の発見につなげます。また、学習した内容をグループで議論し活用するアクティブ・ラーニング型の授業となっています。これにより、経済学の基礎の定着を図るとともに、専門用語を駆使できる能力を養います。Business Communication I・II/ Presentation I・II実践的なビジネスでの場面を想定し、英語で仕事をするためのスキルを身に付ける授業です。「Business Communication」では、社会問題や経済・経営に関する問題を英語で調べ、英語で考え、英語でディスカッションをする中で、実社会で役立つ英語の表現やコミュニケーションスキルを体得。「Business Presentation」では、自分の考え・意見や情報を整理し、聞き手に分かりやすく伝える発信力とプレゼンテーション力を向上します。 年次1 年次以降2 1~ 年次2❶経済理論とデータ分析コース多様で複雑な経済事象。この難しい問題を解き明かすためには、問題に関する仮説を立て、それを現実のデータに当てはめて実証する必要があります。このコースでは、そうした仮説の立案や実証に不可欠の分析ツール(道具)である、経済理論とデータ分析の手法を習得し、さまざまな領域の課題の解明と解決を目指します。❷経済史コース歴史とは過去に起こったことを解釈することによって、未来を創ろうとすることです。このコースでは、世界の諸地域や日本の経済の歩みを学修することを通じて、現代における諸問題の本質を明らかにします。それによって、今後の日本経済の在り方を展望することを目指します。❸地域経済コース地域のグローバル化は同時にローカル化も進展させます。グローバルシティの台頭は、国民経済を超えて地域と地域が直接結びつくという現代的な地域の姿を端的に示しています。このコースでは、各地域の経済や地域間の結びつきの構造や実態を分析し、地域の魅力とはなんであるかを追究します。それによって、今後の地域経済のあるべき姿を発信、実践することを目指します。❹日本経済コース今ほど「日本を学び世界を知る」姿勢が問われている時代はありません。このコースでは、グローバル化の進展する日本経済が抱える問題を財政・金融・労働などの分野から整理し、多角的に分析します。それによって、日本経済の未来に向けた課題の解明と解決を目指します。❺グローバル経済コース国際経済の中では、さまざまな国や地域の経済が複雑に絡み合い、相互に影響を及ぼし合っています。このコースでは、国際経済に関する専門的な知識を学修し、グローバル化のもたらすメリット・デメリットを分析します。それによって、世界経済の中で日本が、さらに私たちの暮らす地域が果たすべき貢献とは何かを明確にすることを目指します。❶ビジネスリーダーコース経営学と会計学を修得し、市場・組織・戦略について学び、実践力と経営スキルを磨きます。職場となる組織の中で、経営と会計の視点を十分に生かすことを土台に、リーダーシップを発揮して行動できる企業・NPOの管理職、経営者、公務員、団体職員などを養成することを目指します。❷ビジネスクリエイターコース経営学と会計学を修得し、市場・組織・戦略について学び、創造力と課題解決力を磨きます。経営と会計の視点を十分に生かすことを土台に、ベンチャースピリットを堅持し、リスクに立ち向かって新しいビジネスにチャレンジする中小企業経営者、起業家、事業承継者、NPO創業者、社内起業者などを養成することを目指します。❸ビジネスアナリストコース経営学と会計学を修得し、市場・組織・戦略について学び、分析力と論理的思考力を磨きます。経営と会計の視点を十分に生かすことを土台に、ビジネスをサイエンスとして分析できる一連の手法に精通した会計士、銀行員、証券マン、シンクタンク研究員、事業支援者、ベンチャーキャピタリスト、コンサルタントなどの養成を目指します。学びの流れ・専攻学部共通科目KOKUGAKUIN UNIV. 077経済学部

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