［入学定員］255人［メインキャンパス］渋谷［学生数］男子689人女子268人（1～4年合計／令和2年5月現在）［演習（ゼミ）情報］2年次後期より演習（ゼミ）［ゼミ卒業論文または 卒業リポート情報］ゼミ卒業論文または卒業リポート必修 経済の仕組みや成り立ちへの理解を土台に、日本と世界の経済を考察します。国際経済からマーケティングまで幅広い分野の学修が可能で、将来の選択肢を拡げられると感じ、経済学科を志望しました。経済学を専攻するうえで、基礎を形作ってくれた授業が「経済理論入門」です。消費者の購買心理や金融の仕組みを理解すると、日頃ニュースで取り上げられるさまざまな社会問題や経済トピックなどに興味が湧き、それまで気づけなかった世の中の仕組みや成り立ちが見えるようになりました。また、「国際経済」の授業では、貿易理論と各国の貿易政策を学びました。現在起きている米中の貿易摩擦など具体的な事例を挙げながら議論をした結果、理解が一段と深まったのを実感しています。その他にも、2年時に履修したビジネスデザインでは企業に協力いただいて実践的な学びにも取り組みました。思い出に残っているのは、ある情報メディアから与えられた、“若者のテレビ離れにどう対応するか？”や“どのようなサービスを付加すれば利便性が上がるか？”といったテーマに取り組んだこと。グループワークで協力しながら解決策を考えましたが、ユーザー目線に立って考えることの大切さ、人と協力しながらアイデアを出すことの面白さを実感できるとても良い機会でした。私が学んだ 知の源流国際経済について議論を交わし社会情勢への理解を深める入学時から4年後の就職を見据え、アルバイトにも力を入れてきました。企業の受付では基本的なビジネスマナーを、レストランではお客様に心地良く過ごしていただくためのホスピタリティの精神をと、それぞれ多くの学びを得られたと思います。その経験を経て、これから活躍したい場として選んだのがホテル業界です。中でもプリンスホテルは、客層もコンセプトも多様な形態のホテルのラインナップがあり、宿泊だけでなく、レストラン運営やパーティーなどのサービスも手がけていることからお客様の「満足」に総合的にアプローチできると考え、入社を決めました。お客様と直に対面しながら、楽しい空間と時間を作り上げることがいまから楽しみです。卒業研究のテーマとして選んだのは『ホテル業界のこれから』。残りの在学期間をフルに活用し、さらなる業界研究を進めていきます。時代の変容とともにホテル業界のニーズも変動しますが、大学で身に付けた経済学の知識と視野は私の不変の財産です。新たな経営の在り方や顧客満足度がより高くなるサービスを常に思考しながら、今後のホテル業界の発展に貢献していきたいと思います。経済学の視点を武器に新たなサービスを提供したい私が紡いだ 新たな知私が学んだ知の源流私が紡いだ新たな知1No.在学生インタビュー経済学部 経済学科 4年 ［取材時］ 天野 咲希 （神奈川県立鎌倉高等学校 卒業）株式会社プリンスホテル 内定実践的に経済学を学ぶことで社会人になる下地ができた。078
元のページ ../index.html#80