國學院大學 入学案内 2022
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[入学定員]255人[メインキャンパス]渋谷[学生数]男子495人女子281人(1~4年合計/令和2年5月現在)[演習(ゼミ)情報]2年次後期より演習(ゼミ)[ゼミ卒業論文または 卒業リポート情報]ゼミ卒業論文または卒業リポート必修 組織のマネジメントと会計の両面から経営を学び、ビジネスを動かすリーダーとしての力を養います。普段から、買い物をしている時によく売れる商品とあまり売れない商品があることが気になっていました。また、時折り大ヒット商品が話題になりますが、そうした現象がなぜ起きるのかも疑問に感じていました。そこで、商品が売れる仕組み、それを手がける企業の戦略について知りたいと思い、経済学部への進学を決めました。経営学科に魅力を感じたのは、経済学を土台としながら、経営に関する広範な知識を学べるからです。例えば、行動経済学では人間の損をしたくない性質が指摘されており、それを「マーケティング」の視点で考えると、期間(人数)限定で商品やサービスが販売された場合、消費者はこの機会を逃さないようにと無意識に買ってしまうことが分かりました。また、「国際経営」の授業では、経営戦略からマーケティング、人的資源管理など日本的な経営形態を総合的に学んだうえで、それを海外で活かしていく方法を考えました。これらの授業を通して、視野の広がりを感じるとともに、文化も宗教も異なる国でビジネスを成り立たせる難しさを知り、グローバルな視点を身に付けることの重要性を実感しました。私が学んだ 知の源流ものが売れる仕組みを経済学を通して探りたかった私はかつて旅行先で震災に遭い、断水と停電が続く中で不安な日々を送ったことがあります。その時に食料があるだけで、大きな安心感を得られるという経験をしました。食料があることは当たり前ではなく、その生産者がいて、流通させる会社があってこそ、安定して供給されるものを食べていくことができる。その根本的な事象を身をもって体感したことで、食品流通業界に興味を持つようになりました。卒業論文では、現在、小売業者が盛んに取り組んでおり、今後もマーケットが拡大していくであろう食品のプライベートブランドについて掘り下げました。プライベートブランドの拡大が、今後の食品業界にどのような影響を与えるのか、消費行動はどのように変わり、それに合わせて企業はどのように戦略を変えていくのか、さまざまな現象をもとにひも解きました。就職先は希望が叶い、食品の卸売・流通・販売を手がける内定先に決まりました。現在の目標は、日本中に食品を安定的に供給すること。そして、調理の簡単な簡便食品を普及させ、働く女性を支えていくことです。食品を通して多くの人を笑顔にできれば、最高に幸せです。食品の流通に携わり、多くの人を笑顔にしたい私が紡いだ 新たな知私が学んだ知の源流私が紡いだ新たな知2No.在学生インタビュー経済学部 経営学科 4年 [取材時]石川 愛花 (私立淑徳高等学校 卒業)三菱食品株式会社 内定在学生インタビュー経済学部 経営学科 4年 [取材時]石川 愛花(私立淑徳高等学校 卒業)経済学を土台に経営を学ぶことで、広い視野が身に付いた。080

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