本学部のモットーは「人づくりのプロを育てる」です。「人づくりのプロ」は「人と人との関わり」があってこそ育つものです。各々の学生が自身の持つ個性や魅力に気づき、学内外で出会う人と協働していく中でその可能性を伸ばしていけるようサポートしています。夢や希望、あるいは悩みまでも互いに遠慮せず口に出せる空気感が自然と形成されているのが、本学部の特長です。ボランティアやイベントなどで地域との結びつきが強く、郊外型の横浜たまプラーザキャンパスで学べることも学部のカラーにマッチしています。少人数のルーム制を基本とした初年次教育の「導入基礎演習」、専門との架け橋となる「専門基礎演習」などでは、学生それぞれが意見を交換し合う発表の場と討論の機会を設けており、教育指導者に欠かせないプレゼンテーションの能力も養います。最初は進路が定まっていない学生も、この授業で他者の考えを聞くうちに自分の「やってみたい！」を見つけていきます。臨床教育科目も充実しており、2年次から履修できる「教育インターンシップ」は、教育実習よりも前に教育現場の様子をよく知ることができる科目です。私の専門は国語教育の教材と授業の研究です。小学校教師としての経験から子どもたちが話し、読み、書くことの奥深さに心打たれ、そして、授業教材によって広がる彼らの世界に魅せられてきました。教科書に50年以上も一つの名作が掲載され続けている理由の分析やICTによる新しい教育の可能性の探求など、研究テーマは数多く存在し毎日が発見の連続です。本学部は、目標を持って挑戦し続ける人を歓迎し、応援します。ぜひ高校生のうちから友達や周囲の人と濃い時間を過ごし、先人の築いた多くの文化に出会って感性を磨いてください。そして、この國學院大學で、自分を育て、人を育て、互いに学び合う喜びを実感してください。人間開発学部長 成田 信子人と人の関わりの中で育成される柔軟な人間力を教育現場、社会へ。入学者受け入れポリシー学部全体のアドミッション・ポリシー ～期待される入学者像・求める人材～人間開発学部では、自らの資質・能力の向上と人間力育成を求めるとともに、教育者・指導者に強い志向性を有することが求められます。そのための基礎学力を持ち、自ら学ぼうとする学習意欲を保持し、十分なコミュニケーション力を有してそれをより高めようとする学生を受け入れます。心身の発達に関する教養を総合的に身につけていくため、幅広い分野に関心を持って学んできており、さらに、今後の学生生活・卒業後の進路について展望を持っている学生を受け入れます。［アドミッションポリシー］卒業認定・学位授与方針［ディプロマ・ポリシー］、教育課程の編成・実施方針［カリキュラム・ポリシー］については大学ホームページの人間開発学部ページでご覧ください。https://www.kokugakuin.ac.jp/education/fd/humanKOKUGAKUIN UNIV. 085
元のページ ../index.html#87