國學院大學 入学案内 2022
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授業紹介心肺蘇生術実習など実際の処置や具体的なケースや場面から、いつどこで遭遇するか分からない緊急事態の時に、自分が何を考え、どう行動すべきかを学修する授業です。各種資格取得に必要な内容を含みます。救急法PICK UP1この授業は、教職課程の必修授業になっており、学校体育におけるダンスを的確に指導することのできる能力の開発を目的とするものです。ダンス経験の有無にかかわらず、受講者全員で音楽と共に身体を動かすことの楽しさを実感しながら、学びを深めていきます。運動方法基礎実習表現系Ⅳ(ダンス)PICK UP2保健体育教師は体育のみならず保健の授業もできるようにならなくてはなりません。保健の授業に関することは主に、保健の学習に関する基礎的な内容を扱う「保健科教育法Ⅰ」と、保健の授業を行うための実践力を身に付ける科目である「保健科教育法Ⅱ」とで学修します。保健科教育法Ⅱでは、保健科教育法Ⅰで学んだことを基に保健の授業を構想し、教材づくりを行います。また、学習指導案を作成し、実際に学生が教壇に立って教師役となり、一緒に授業を受けている学生に対して模擬授業を行います。さらに、授業を学生同士で互いに批評し合いながら、生徒にとっての「楽しい授業」「学びがいのある授業」など、より良い保健の授業の在り方について考えます。保健科教育法ⅡPICK UP3近年のスポーツ界では優れた選手や指導者の直感だけではなく、テクノロジーやデータを活用してパフォーマンス向上や勝利を目指すアプローチがより求められる時代になりました。こうした選手強化・育成のサポートに加え、スポーツビジネスやスポーツメディアの領域でもデジタルトランスフォーメーションが求められ、広くスポーツアナリティクスの実践活用力が求められています。本授業では、スポーツにおけるテクノロジーやデータ活用、情報戦略について最新事例などにも触れながら学んでいきます。スポーツを題材に学んだスポーツアナリティクスの思考法や活用スキルは、社会での問題発見や課題解決、さらには「人間開発」力につながっていきます。スポーツアナリティクスPICK UP4後期導入「生理学」や「運動生理学」の授業で学んだ神経・筋系に関する運動生理学の基礎的な知識を復習する自らが被験者となる測定によってデータを取得し、そのデータを分析することで神経・筋系に関する運動生理学への理解を深める本題演習科目ピックアップアスリートの競技力向上を考える際にも、高齢者の介護予防を考える際にも、筋とそれを制御する神経とのつながりを理解しておくことは重要です。「運動生理学演習Ⅰ(神経・筋系)」では、測定を通じて神経・筋系に関する運動生理学への理解を深めます。学生は験者と被験者に分かれ、協力して測定を行います。等速性筋力計、筋電図計測装置、超音波装置などの測定装置を使用し、筋の力-速度-パワー関係、筋活動と筋力の関係、筋量と筋力の関係などを測定します。筋と神経のつながりを生理学的に説明できること、神経・筋系の測定方法の原理とその限界を理解すること、さまざまな測定装置を用いて神経・筋系の測定・評価を行えることが到達目標です。運動生理学演習Ⅰ(神経・筋系)千野 謙太郎 准教授測定を通じて神経・筋系に関する運動生理学への理解を深める。PICK UP5KOKUGAKUIN UNIV. 093人間開発学部健康体育学科

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