國學院大學 入学案内 2023
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自分に合った法律との向き合い方を探り、将来に活かせる法学の考え方を学びます。●会社法・金融商品取引法を巡る事例を考える●犯罪をした人の「社会復帰」と「再犯防止」●行政法と環境法の基本的・発展的問題を学ぶ●事例の検討を通じて民法の理解を深める 高等学校教諭一種免許/公民 英語* 地理歴史* 1年次前期1年次後期以降3年次2No.法律の知識を活かして日本の経済成長を支えたい059健全な社会を成り立たせている仕組みである法律の知識を習得すれば、日常生活や仕事など様々な場面で役立つと考え、法律学科法律専攻に進学しました。法律に関する知識は全く無かったため、授業はどれも刺激的でした。特に「民事手続法概論」の授業は印象に残っています。権利や義務が発生する民法や刑法などの「実体法」に対して、それを実現するために必要な運用方法を定めた「手続法」と呼ばれる法律があります。そうした仕組みを初めて知り、法律がいかに綿密に作られているかを改めて実感することができました。様々な法律を学ぶ中で最も難しいと感じたのは会社法でしたが、現代の経済の基盤を支える重要な法律であると考え、株式会社の設立に関する会社法事例研究を行うゼミに所属して学びを深めました。卒業後は、経済産業省に入省する予定です。大学で学んだ法律の知識を活かし、日本企業の海外進出を支援する仕事に携わり、日本の経済成長に貢献したいと考えています。民事法・刑事法・公法・商法・国際法などの基本を学んだ上で関心を持った一分野を深く学べるコースです。演習テーマ例基本データ専任教員学ぶことができます。1年生は、法律の基本を学ぶと同時に、大学で学ぶことの意義と将来の目標について考えるための「キャリア・プランニング」という科目を履修します。その後、コース毎に設定された特長的な科目群の中から一定数の科目を修得すれば、それ以外の科目の履修については、将来の方向性を見据えて学生が自分で組み立てることができる柔軟性のある専攻となっています。法、政治または社会の現状を把握し、分析し、社会にある問題を発見・解決する能力を養うコースです。 法律学の基本と応用コース政治と法の基礎コース法律学の基本と応用コースでは、さまざまな法の解釈を基礎から段階的に学ぶことで問題を解決できる能力を身に付ける政治と法の基礎コースでは、法・政治・社会のあり方などを多角的に分析して問題を発見・解決できる能力を身に付ける399人(学科定員:500人)渋谷キャンパス 男子1,116人、 女子613人 (1〜4年合計/令和3年5月現在)3年次より演習(ゼミ)P.063に記載経済産業省 一般職 内定入門科目を通じて法律学を基礎から学ぶ。発展的な科目を学びつつ自分の関心に応じて演習に参加し、法や政治に関する理解を深める[教員免許] 中学校教諭一種免許/社会 英語* [各種資格] 学芸員 図書館司書 学校図書館司書教諭 ※図書館司書・学校図書館司書教諭課程については、選抜試験(例年11月ごろ実施)を行います。 また、学校図書館司書教諭課程は、教職課程も併せて履修する必要があります。※神職(正階)資格取得後、明階の授与を受けるには、卒業後に実務経験が必要です。※*印の免許は、社会または公民の免許を取得するための課程履修を条件として取得可能です。※それぞれの課程についてはP.107〜110を参照してください。神職(明階検定合格正階授与)[入学定員][メインキャンパス][学生数][演習(ゼミ)情報] 一般市民の視点から法律を学ぶ鈴木 絵理子法学部 法律学科 法律専攻 4年[取材時]/私立國學院高等学校 卒業取得できる免許・資格専攻の特色法律専攻は、法律や政治を学びながら将来の方向性を見つけたい人に適した専攻であり、「法律学の基本と応用」コースと「政治と法の基礎」コースを設けています。「法律学の基本と応用」コースでは、易しい内容から難しい内容へと段階的に学ぶスモール・ステップの考え方に基づいたカリキュラムが設定されており、「政治と法の基礎」コースでは、基礎法学や政治についても幅広く学びの流れ・専攻在学生インタビュー

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