・マルチ商法(健康食品・化粧品・寝具・洗剤など)商品を買った人が会員や代理店になり、新たな会員を増やすことによって利益を得ようとする商法です。「いい話がある」、「必ずもうかる」と紹介され、高額な商品を購入させられます。思うように売れない場合には、借金だけが残ることもあります。また連鎖的に取引を拡大させるため知人を勧誘した結果、人間関係を壊してしまうこともあります。・自己啓発セミナー(自己啓発講座・教材など)「今の自分をより良く変える」「人生で成功する」などと説き、高額なセミナーの参加料や教材を販売され、受講後は勧誘活動を強いられます。・資格取得商法(資格講座教材など)身に覚えのない連絡にあいまいな返事をしたところ、資格取得のための講座や教材、契約書が急に送られてきて契約を強要する商法です。電話による承諾でも契約は成立する場合があるので、必要がなければはっきりと断りましょう。・投資勧誘について (FX・バイナリーオプション・仮装通貨)学内において、「FX・バイナリーオプション・仮想通貨」などの金融商品について、友人から悪質な投資勧誘をされているという事例が多く報告されています。もし勧誘された際は、はっきりと断りましょう。また、学内の友人を勧誘するのはやめましょう。「絶対儲かる」などの誇大表現を使うのは違法です。金融取引自体は違法ではありません。しかし、FXやバイナリーオプションには大きなリスクがあります。金融商品を扱う会社のウェブサイト等の案内には、必ずリスクのリストが掲げられています。リスクを理解し、コントロールできる自信が無い人は、決して手を出さないようにしましょう。自分の身は自分で守れるように、断る勇気を持ちましょう。【勧誘報告事例】始めに、「アルバイトより手軽に稼げる」や「絶対に儲かる投資がある」と話を持ち掛けてくるのが手口です。また、「教材費として50万円程かかるが、投資ですぐに返済できる」と強要してきます。さらに、自己資金のない学生には、学生ローンや消費者金融での借入れを指示してきます。新規勧誘に成功した学生には、報酬(例:5万円)が支払われる仕組みですが、このような報酬を目的として友人を勧誘することは、人間関係の崩壊を招くことにつながります。82(作画:漫画研究会)
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