職名/学位職名/学位専門分野専門分野主な講義・演習科目主な講義・演習科目講義・演習テーマ講義・演習テーマ青木 敬 文化財の魅力を正しく発信するために、専門的な考古学を学びたいと思い大学院に進学しました。また、学部時代から携わっている発掘調査に継続して参加し、さらなる学びを得たいという思いもありました。 私は「縄文時代における埋葬と儀礼行為」というテーマで、縄文時代中期の関東の人骨出土資料を中心に、死者のいる場で縄文人が何を行い、その場をどのように取り扱っていたのかということを考古資料に残っている痕跡から研究しています。 本学大学院は各時代の考古学研究を牽引する先生方の講義や、環境考古学や動物考古学といった考古学の各諸分野の第一線で活躍されている先生准教授/博士(史学・明治大学)教授/博士(学術・東京大学)教授教授/博士(歴史学・國學院大學)教授/博士(歴史学・國學院大學)中国前近代史東ヨーロッパ近現代史西ヨーロッパ近現代史先史学歴史考古学 私の故郷、中国の内モンゴル自治区フルンボイル市には「嘎仙洞」という洞窟があります。そこは北魏王朝を建立した鮮卑拓跋部の発祥地とされており、洞内の西壁、洞窟の入口から15メートルの所で、北魏太平真君四年の祭祀の祝文が発見されました。これがきっかけで、私は中国古代の皇帝祭祀制度について、深い関心を持つようになりました。 國學院大學大学院は史学の専門性が高く、さらに私の指導教授である江川准教授や金子修一教授(現在は退職)は、主に中国古代から中世の時代をテーマとした様々な研究を行っております。私はこのような専門性の高い先生方のご指導の下で皇帝祭祀について研究したいと思い、國學院大學大学院への入学を決めました。 私の研究テーマは、「北朝の宗廟祭祀制度」です。宗廟國學院大學 文学部 史学科 卒業文学研究科 史学専攻 考古学コース 在学中南民族大学 外国語学部 日本語学科 卒業文学研究科 史学専攻 外国史学コース 博士後期課程 在学東洋史研究AⅠ・BⅠ(演習)※令和6年度は派遣研究中西洋史研究AⅡ・BⅡ(演習)先史考古学研究AⅠ・BⅠ・特殊研究AⅠ・BⅠ(演習)、考古学特論A(講義)理論考古学研究A・B(演習)、考古学実習A(実習)歴史考古学研究AⅠ・BⅠ・特殊研究AⅠ・BⅠ(演習)歴史考古学特論A(講義)、考古学実習B(実習)※「1級考古調査士」が取得可能礼制・法制・祭祀儀礼・地域社会・石刻史料イギリス近世史・大西洋史・軍事革命論・シティズンシップ論縄文文化・社会考古学・環状集落・縄文土器・儀礼祭祀古墳・官衙・寺院・集落・土器※令和6年4月現在。※令和6年4月現在。15外国史学コース 担当教員氏 名江川 式部神長 英輔大久保桂子考古学コース 担当教員氏 名谷口 康浩「北朝の宗廟祭祀制度」から中国古代王朝の礼制体系を考察張 ■■(チョウ・ブンブン)祭祀制度は中国古代王朝の礼制体系の重要な部分です。胡漢融合を特徴とする北朝では、その宗廟祭祀制度はどのように形成され、またどのような特徴があるのか、私は関連史料と関連の研究成果を通して、これらを研究したいと考えています。「魏書」、「北史」などの漢文史料をよく解読し理解を深め、後漢から唐までの制度と比べて、北朝の宗廟祭祀の特徴を明らかにしたいです。 國學院大學大学院には研究に必要な資料が豊富にそろっており、資料の収集に便利です。また、大学院生専用の学生研究室があり、そこの資料も自由に閲覧することができます。 現在は、博士課程に在籍して研究を続けています。ゆくゆくは故郷に戻って大学の教員になりたいと思っています。竹村 侑祐方の講義を受けることができ、視野を広げつつ、自身の研究を深められる授業が充実しています。 将来は、自治体の文化財専門職員や博物館学芸員など、地元の文化財の魅力を発信したり、文化財で地元に活力をもたらせられるような仕事が出来ればと思っています。日本各地にはその地域の足跡を語る様々な文化財があります。こうした文化財を考古学という側面から正しく評価し、伝えていくための知識、技能を大学院で深めていきたいと思っています。ZhangWenwenTakemuraYusuke史学専攻外国史学コースWorld History考古学コースArchaeology文化財を考古学の観点から正しく評価し伝えたい
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