学び合う007 観光まちづくり学部に進学しようと思われたきっかけは何でしょうか？コロナ禍で観光やまちづくりに興味を持ったからです。私は物心ついたころから、鉄道や地図、旅行が大好きでした。きっと父親の仕事の都合でいろいろな土地に行くことが多かったからだと思います。高校1年の冬、新型コロナウイルスの流行で外出が制限され、これまで自由にできていた旅が当たり前ではないことに気付かされました。アフターコロナと呼ばれる、今までとは違う社会環境の中で、観光やまちづくりはどのように変化していくのか、2022年に新設された「観光まちづくり学部」でなら学べるのではないかと思ったのです。 観光まちづくり学部では、どのようなことを学ばれていますか？今は1年次なので、まちがつくられていく過程や観光の歴史など、基礎的な内容について学んでいます。例えば「公共政策概論」では、全国各地の事例をもとに、まちづくりの計画から実行までを知ることができます。一つの計画にどれだけの時間と資源が必要なのか。沿線のまちづくりにおいていかに鉄道が重要なのか。まちづくりの厳しさ・難しさを学び、これまでなんとなく地域に感じていた社会課題の背景を理解できました。また、観光まちづくり学部は文理融合で、データサイエンスの分野もメソッド科目として履修が可能です。文系の私にとっては苦手な分野ですが、学生同士で分からないところを教え合いながら頑張っています。 学部の授業以外に力を入れて取り組まれていることを教えてください。全學應援團のリーダー部に所属しています。全學應援團には他にもブラスバンド部、チアリーダー部があるのですが、私が所属しているリーダー部は応援全体を取り仕切る、応援の顔ともいえる部です。実は、私は高校3年間で宝塚音楽学校を受験していままちづくりを学ぶ醍醐味は？観光まちづくり学部観光まちづくり学科1年［取材時］02
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