KOKUGAKUIN UNIV. 106文学研究科 文学専攻 伝承文学コース 博士後期課程 1年[取材時]鳴海 あかり資料請求・お問い合わせ先 ▶ 文学研究科法学研究科経済学研究科■学位授与数(令和5年3月現在)修士・・・・・・3,574件 課程博士・・・・・・286件 論文博士・・・・・・328件令和4年度は9人が「博士」の学位を取得しました。内訳・・・・・・文学2人、民俗学2人、歴史学5人■主な就職分野文学研究科̶教員(大学、高校、中学)、研究員(研究機関・財団)、公務員、学芸員(各種博物館)、神社界、非営利団体、出版など法学研究科̶教員(大学、高校、中学)、法律事務、税理事務、商社経済学研究科̶教員(大学、高校、中学)、会計事務、税理事務、商社・情(法務職)、公務員など報サービス、公務員など國學院大學大学院事務課 TEL.03-5466-0142 E-mail:daigakuin-j@kokugakuin.ac.jp学位の取得博士前期課程(修士)の標準在学期間は2年で、30単位以上を修得し、修士論文または特定の課題についての研究成果(リサーチ・ペーパー)の審査に合格すれば「修士」の学位が授与されます。博士後期課程の標準在学期間は3年で、12単位以上を修得し、博士論文の審査および試験に合格すると「博士」(課程博士)の学位が授与されます。INTERVIEW自分が究めた民俗学の面白さを、もっと多くの人に発信したい学部2年次に演習の発表で高い評価をいただき、自分には研究が向いていると感じたことが大学院進学を志した一番の理由です。現在は、人形の民俗について研究しています。人形は古今東西、常に人間に寄り添ってきました。そんな人形を、人々はなぜ愛玩し恐れるのか。人形の怪談について論じ、人形が怖いと思われる理由を解き明かしたいと考えています。大学院に進学してよかったことは、より専門性の高い環境で学ぶことができ、研究者から指導を受けられることです。また、似た分野を研究している学生と互いの研究について論じ合い切磋琢磨できる点も、大学院の学びの醍醐味です。今後の目標は博士号を取得し、大学講師になること。民俗学を研究する面白さを伝え、後進の育成に取り組みたいです。修了後の進路各研究科で人材養成の目的が明確になっており、学生は各自の専門分野を活かした就職を目指していて、研究活動への真摯な取り組みと意欲が結果につながっています。また、後期課程進学や特別研究生として研究を継続する学生も見られます。専門分野と学位
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