國學院大學 入学案内 2024
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法学部4年次3年次法律専門職専攻● 「刑法総論・刑法各論」の重要論点の答案を作成する知識・能力・文章力をつける● 行政法判例演習● 民法財産法の体系的理解・重要論点の復習・掘り下げ 他KOKUGAKUIN UNIV. 048日本国憲法は、「個人の尊重」(13条)を究極的な原理とし、個人が尊重される社会を作ることを目指しています。国民主権(民主主義)に基づいて公権力を組織し、同時に、公権力の行使に対して、個人の尊重に必要不可欠なものを基本的人権として保障しています。本講義では、公権力の組織(統治の仕組み)を学びます。大雑把にいえば、商法は営利行為を規制対象としています。そのうち継続的に営利事業を行う人(≒商人)を対象とするのが商法総則であり(講義名:商取引法A)、営利行為それ自体(≒商行為)を対象とするのが商行為法です(講義名:商取引法B)。これらは商法の基礎として、2年次から履修することができます。主な科目● 応用演習● 争点研究演習● 金融サービス法A・B● 民法・親族相続● 行政法ⅡA・ⅡB● 労働法A・B● 倒産法A・B行政法応用演習では、1・2年次で学んだ行政法の知識をベースとして、行政法に関する裁判例を分析・検討します。現実の行政過程でどのような問題が起きていて、それらが裁判所によってどのように解決されているかを参加者全員で検討します。毎回、活発な議論が繰り返される刺激的な演習です。法律の仕組みや背景に興味があり法学部へ進学しました。法律専門職専攻を選択したのは、法律関係の専門職に就くための力を実践的に身に付けられると考えたからです。本専攻は少人数制ということもあり、教員や他の学生との距離が近く、授業で行われる討論も活発。そのおかげで、社会で必要な、傾聴力や物事を多角的に捉える能力、根拠を明確にして自分の意見を伝える能力を向上させることができたと実感しています。卒業後の進路に税のスペシャリストである国税専門官の道を選んだのは、3年次に税務署で確定申告入力補助のアルバイトをしたことがきっかけです。社会人になれば絶対に必要になる税の知識が全くなかったため、その重要性を自覚したとともに、税についてもっとしっかり勉強したい、そして自分のように税の知識のない人のために正しい納税のサポートがしたいと考えました。入局後は、納税者の力になれるよう責任感を胸に精進していきたいです。授業PICK UP3・4年次演習科目PICK UP〈 高橋 信行 教授 〉群馬県立高崎高等学校 卒業演習科目・展開科目で実力を身に付ける。演習テーマ例● 憲法解釈論の実践的応用ドですが、それを乗り越えると3・4年次は目指す進路に合わせて自分のペースで勉強することができます。(専)憲法ⅠA・ⅠB(専)商取引法A・B税のスペシャリストとして納税者に寄り添いたい吉田 啓人法学部 法律学科 法律専門職専攻 4年[取材時]/関東信越国税局 内定在学生インタビュー(専)行政法応用演習Ⅰ・Ⅱ

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