4年次3年次観光まちづくり学部観光まちづくり学科地域をとりまく社会の構造および社会意識の実態や課題を学ぶ地域をとりまく歴史・文化、自然など地域固有の資源の在り方と保全管理を学ぶ地域の空間構造を踏まえた将来像の構想や働きかけに有効な具体的政策及び計画の在り方を学ぶ地域を主体とした域内外の交流の在り方とその関連産業がもたらす経済効果を学ぶの専門家や実務経験豊富な講師を招き、より実践的な話題に触れる講義(博物館学課程を含む)必修科目観光まちづくり演習Ⅲ必修科目専門ゼミナール(3年通年)必修科目観光まちづくり演習Ⅱ必修科目卒業研究(4年通年)発展発展発展発展・観光協会・DMO(Destination Management/Marketing Organization)・NPO・まちづくり組織・Uターン・Iターン起業 他 KOKUGAKUIN UNIV. 076・国家公務員・地方公務員・博物館等の学芸員※・職員・環境関連組織 他※単位取得によって資格を得ることが可能・コンサルタント・宿泊業・旅行業・観光施設運営者・航空・鉄道等交通事業者 他モノがあふれる豊かな社会で観光の果たす役割は何か。余った時間に余ったお金で皆と仲良くなるために旅に出た時代は終わり、遊動生活者が生活の一端として、学び、働き、心身をケアするために移動することが観光といわれる時代になりつつあります。生活者の「あったらいいな」を創造するために、マーケットを洞察します。21世紀の観光とまちづくりのキーワードは、都市とメディアの融合です。都市を知り、メディアを知る方法とは何か?その■が、実は社会学にあります。この授業では、盛り場、TDL、デパート等から映画館、テレビ、電話までを扱い、普段は何気なく見過ごしている風景にどれほど歴史や権力が深く刻印されているのかを理解します。主な科目● 観光社会学● 世界遺産論● アートと地域振興● 観光地経営論● 地理空間情報分析各教員が専門に基づき観光まちづくりに関する課題を提示し、少人数で議論、フィールドワーク、制作等を行う科目です。歴史を活かしたまちづくりをテーマとする課題では、対象地について文献調査を行い、学生自ら現地調査を計画し、まちあるきを通して地域性を踏まえた歴史文化遺産の捉え方や保存・活用状況等を学び、地域の魅力と課題について考えます。本学部での学びを通して身に付く、地域の課題解決に向けた分析力や提案力、そして未来に向けた構想力は、いわゆるまちづくりや観光業の分野だけでなく、さまざまな領域で活かせる能力です。授業PICK UP発展期地域の構想・提案をつくる学修の集大成としての卒業研究公共から地域を支える観光の専門性を活かす演習科目PICK UP地域に根差した事業を担う経済活動で地域と世界をつなぐ・出版・放送・広告代理店・商社・金融・IT産業・建設業・不動産業 他小勝 穂香観光まちづくり学部 観光まちづくり学科 1年[取材時]/私立文化学園大学杉並高等学校 卒業卒論テーマ例● 観光とコミュニケーション● NPOと市民社会● 風景計画の変遷● 文化財保護政策● 住民参加と合意形成● 地域減災の在り方● インバウンドの観光行動観光マーケティング都市とメディアの社会学在学生インタビュー実践的な学びを特色あるまちづくりに活かしたいまちづくりについて学び、そのまち「らしさ」を守る仕事をしたいと思い、観光まちづくり学部に進学しました。学部の魅力は、さまざまな立場でまちづくりに関わった経験豊富な教員から直接学べることです。できれば在学中に現地に滞在し、地域が抱える課題への解決策を見つけ提案していきたいと考えています。私たち学部1期生には先輩がいませんが、だからこそみんなで学部を作っていく楽しさもあります。実践的に学び、魅力あるまちづくりに貢献できる人になりたいです。卒業後の進路について基礎ゼミナールA〈 藤岡 麻理子 准教授 〉
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