教授/博士(美術史・考古学・パリ第4大学)教授/博士(哲学・学習院大学)教授/博士(人間・環境学・京都大学)客員教授教授教授フランス近代絵画、ジャポニスム、日本近現代美術など日本近世・近代美術史、浮世絵、景観表現、出版文化史西洋美学史、西洋ルネサンス美学、現代美学、現代芸術論西洋中世美術、死の図像学、西洋文化史(服飾・色材等)、イメージ研究近世好古家研究・近代博物館史・博物館学史・地域博物館論・博物館技術学博物館史・博物館学史・博物館教育・ミュージアムマネジメント・バリアフリー三浦 篤藤澤 紫岡本 源太小池 寿子内川 隆志山本 哲也西洋美術史、東西美術交流史、比較芸術日本美術史、日本文化史、比較芸術美学西洋美術史、死生学博物館学博物館学美術史研究AⅠ・BⅠ・特殊研究AⅠ・BⅠ(演習)美術史研究AⅡ・BⅡ・特殊研究AⅡ・BⅡ(演習)美学研究A・B・特殊研究A・B(演習)美術史研究AⅢ・BⅢ・特殊研究AⅢ・BⅢ(演習)資料保存論展示論研究AⅠ・BⅠ(演習)博物館学専門実習AⅠ・BⅠ・AⅡ・BⅡ資料保存論展示論研究AⅡ・BⅡ・特殊研究AⅡ・BⅡ(演習)美学美術史コース 担当教員氏 名博物館学コース 担当教員氏 名職名/学位職名/学位専門分野専門分野主な講義・演習科目主な講義・演習科目History※令和7年4月現在。講義・演習テーマ※令和7年4月現在。講義・演習テーマ國學院大學 文学部 哲学科 卒業文学研究科 史学専攻 美学美術史コース 在学琉球大学大学院 人文社会科学研究科 人間科学専攻 歴史学・人類学領域 修了文学研究科 史学専攻 博物館学コース 博士後期課程 在学 学部時代に研究した二代歌 川広重には、未解明の課題が多く残されており、今後も研 究を継 続し、さらに理 解を深めていきたいと考えました。また、博物館学芸員の資格取得も視 野に入れていたことから、本学大学院への進学を決意しました。 私は初代歌 川広 重の門人・二代歌 川広 重の名所絵と花鳥画を研究しています。二代広重は、初代広重の画風をよく継承し、幕末・明治期という転換期の中で多くの作品を残しました。近年は展覧会等で注目をされつつありますが、その存在や作品にはまだ十分な評価がされていないものも多くあります。私は研究を通し、二代広重を「広重」の画風と画号を後世へと引き継ぐという重 要な役 割を果 たしたと文化資源としての活用方法についての研究を進めています。沖縄における文化財保護史を俯瞰し、各地方自治体の発掘調査や史跡整備の成果について、博物館学という視点で総合的な地域研究を行いたいと思っています。地域の特性を理解した上で、地域文化の継 承の軸となるような遺 跡の在り方や地 域にとって効果的な遺跡の活用方法を模索しています。 本学大学院は首都にあるので、常に新しい情報を得ることができます。また、他の研究者との交流の機会も多いので、私自身、多くのチャンスに恵まれる機会が多いと感じています。 将来は、沖縄の発展のために貢献していきたいと思っています。 学部・修士時代の先生方が國學院大學のご出身だったこと、沖縄学との関わりも深い歴史ある本学で私も学んでみたいという憧れがありました。 私の出身である沖縄には路地裏などに石畳道が残っていたりすることも珍しくありません。生活道として石畳道を利用していくなかで、道路の成り立ちについて興味を持つようになりました。そこで、ものから歴 史や文化を学ぶ考古学を専 攻し、グスク時 代(中世)や琉球王国時代(近世)に築造された道路の構築方法や沖縄の道路の特徴について研究しました。その中で、破壊されゆく道路遺跡を目の当たりにしたことで、遺跡の保存と活用について関心を抱くようになりました。現在は、沖縄の道路遺跡の文化財保護浮世絵師として、位置づけたいと考えています。 文学研究科では月に1度、西洋美術史・日本美術史専 攻の 学 生と先 生 方、ゲストの方を交 えて行うコロキウムがあり、自身の研究について発表し、ディスカッションを行います。様々な視点からの意見をいただける貴重な機会のため、非常に充実した時間を 過ごすことが で きます。また、自身 の 研 究 分 野以外の知識を深めることで、多分野に対応する力を養うことができる、非常に魅力的な催しです。 将来は博物館学芸員として働くことを目指しています。現在は美術館で勉強を兼ねたアルバイトをしており、知識だけでなく実技も身につけて、今後の仕事に活かしていきたいと考えています。地域文化の継承の軸となるような遺跡の活用方法を模索二代歌川広重研究から見る名所絵と花鳥画の継承と発展糸数 栞 菜中村 琴美16ItokazuKannaNakamuraKotomi博物館学コース Museology美学美術史コース Aesthetics and Art History
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