06 博士前期課程においては、研究科で定める教育課程の単位を修得し、専門的知識を自らのものとするとともに、主体的に研究課題を定め、これに関する諸研究の検 討を行い、新たな知見を加えた修士論文あるいはリサーチ・ペーパーを提出し、かつ口述試験において的確な応答を行い、十分な学力があると認定された者に、その専攻分野を示す修士号を授与する。 博士後期課程においては、研究科で定める教育課程の単位を修得するとともに、その分野の研究動向を理解した上で、独自の見解を含む博士論文を提出し、かつ口述試験において的確な応答を行い、その分野で継続的な研究が行い得ると認定された者に、その専攻分野を示す博士号を授与する。また、自ら定めた課題に対する研究が独創的であり、新境地を拓いたと認められる博士論文を提出し、かつ口述試験において博士後期課程の所定単位修得者と同等の学力があると認定された者に対しても、その専攻分野を示す博士号を授与する。 大学院の設置目的を具現化するために文学、法学、経済学の3研究科を置き、学生が専門的知識を修得するとともに、研究課題に主体的に取り組んで成果があげられるようになることを方針としている。この方針に基づいて、各研究科とも博士前期課程(修士)と博士後期課程(博士)とを一貫させた教育課程として設け、前期課程では、研究課題に主体的に取り組むのに必要となる幅広い学力と能力が修得できるように、専攻分野ごとに演習、論文指導演習および講義科目などを編成している。後期課程では、専攻分野に関する独創的かつ自立した研究を行う能力、専門的業務に必要な高度な能力が修得できるように、専門分野の演習と論文指導演習あるいは研究指導を編成している。 大学院ならびに各研究科設置の目的と合致する、積極的な目的意識や志向性を有するとともに、研究科での学修ならびに研究に必要となる基礎的な知識や能力などを備えていることを受入方針としている。また、学士課程(学部)修了者を対象とする一般入学に加え、学士課程(学部)において優秀な成績を収めている者の大学院への飛び入学や推薦入学、さまざまな経験を有する社会人や外国人留学生を対象とする入学選抜など、多様な入学制度を設けることで、大学院における学修・研究活動の活性化や視点の拡大をはかることを方針としている。学位授与方針 diploma policy教育課程の編成・実施方針 curriculum policy入学者受入れ方針 admission policy博 士 課 程 教 育 実 施 方 針3 つの ポリシ ー
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