●古典は普遍的な価値を持ち、現代のさまざまな問題にも主体的に取り組める力になります。● 現代中国語については、学修とあわせて留学を推奨しています。実際に現地で得られる体験を大切に考え、約5・6か月間のセメスター留学(選択制)をカリキュラムに組み込んでいます。 1年次に基礎を学び、2年次はじめに下記より一つを選択して学びを深めます。▶文学研究プログラム ~文学の深い探究~▶思想総合プログラム ~思想を軸に幅広く学ぶ~▶中国語教養プログラム ~中国語を存分に~ ※セメスター留学必修▶中国民俗文化プログラム ~中国の人と生活を知る~ 詳しくは別冊の中国文学科ガイドブックをご覧ください。 大学での学びの成果といえば卒業論文、という印象は、今も強いでしょう。卒業論文は、本学科でも必修です。 卒業論文を選択すると、まず「卒業論文Ⅰ」(第5セメスター)で必要な調査を行いながらテーマを決定し、「卒業論文Ⅱ」で卒業までの3セメスターをかけて、教員の指導を受けながら論文を制作します。 また、完成後には、「卒業論文発表会」を行います。優秀論文数本の要旨が発表され、4年生だけでなく、これから選択する1~3年生も参加して熱心に耳を傾け、質疑応答も行われます。最優秀論文には、國學院大學中國學會より「中國學會奨励賞」が贈られ、表彰されます。 卒業後、どのような職に就くか。就職は在学中の大きな関心事でしょう。本学科では、毎年12~1月ごろに「中国文学科学生対象就職フォーラム」を実施しています。実際の企業の方からアドバイスをいただいたり、内定を受けた4年生に、一般企業・公務員・教員の部門別に、心がけや体験談を話してもらったりします。3年生を中心に参加者も多く、質疑応答も活発に行われて、今後の自分の活動・取り組み方の参考になっています。15主な学修項目時 期1年前期(第1セメスター)「中国文学入門」で中国文学の骨子を知り、古典読解と中国語の基礎を学びます。学修姿勢を確立する時期です。1年後期(第2セメスター)2年前期(第3セメスター)プログラムを選択し、学びを深めます。セメスター留学選択者は、この時期に留学します。2年後期(第4セメスター)2年~4年次に、各プログラムの「展開科目」を履修していきます。各自の志向に応じた内容を選び、学べます。3年前期(第5セメスター)3年後期~4年後期(第6~8セメスター)古典読解・中国語運用能力・4プログラムの導入的内容をここまでに固めます。留学に求められる基礎力を修得します。以降は応用・発展・総合的学修が主となります。「卒業論文Ⅰ」では卒業論文に関する基礎を身につけ、テーマを設定します。「中国学応用演習Ⅰ~Ⅲ」での活動を中心に、卒業論文を制作、完成し、学びを集大成します。中国古典の学修と現代中国語の習得を大きな柱にしています。4つのプログラムから、自分の興味に応じて選べます。卒業論文と卒業論文発表会就職フォーラム学科の特色 中国古典と現代中国語/興味に応じて選べる4つのプログラム中国文学科の4年間
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