22 英語の四技能に目を配りつつ、コミュニケーション能力の土台を築きあげるための授業です。正しい発音法の理解と実践、それに基づいた基礎的な会話演習、そして英語長文の要約文の作成など、多様なアクティビティを通じて自分なりの土台を構築していってください。 上級者向けの、英語のみで行う授業です。特に留学帰りの学生や、既に高度な英語能力を身に着けている学生がさらに力を伸ばすことができます。Iでは神話、IIでは現代社会について講読・発表・議論します。 初めて音声学・音韻論を学ぶ人でも理解できるように、音声や音韻に関わる身近な現象を取り上げ、画像や音響資料などで確認しながら授業を進めます。また、日本語とドイツ語の母音や子音、ストレスやイントネーション、音韻体系の違いなどを解説する他、音声分析ソフトを使って視覚的に自分の音声を観察し、明瞭性の高い標準ドイツ語の発音を身につける練習をします。日本語とドイツ語の音声の違いやそのメカニズムを知ることで、言語活動に欠かせない音声と音韻についての理解を深めていきます。 1・2年生で培った外国語コミュニケーション能力を土台として、プレゼンテーションやディベートなど、学生が主体となるアクティビティに取り組んでもらう授業です。ここでは瞬発力も大切ですが、自分の論点を明確にし、それを明快な言葉（外国語）で表現するという語学的な編集力も重要になります。外国語でのコミュニケーションに必要なのは、言おうとすることを日本語で思い描いた後、それを一語一語直訳することではなく、言おうとすることの「意味/内容」を外国語に変換して伝えることであり、ここはそれを体感できる場だと言えるでしょう。他文化理解の鍵となる表現作法を学びながら、授業に「参加する」というより、授業を「創造する」主体となってください。 中国は、公式に認められただけでも56の民族が住む多民族国家であり、それぞれの民族の文化は想像を超える多様性を見せています。この授業では、中国南部の少数民族地域に住んだ経験のある講師が、これらの民族の歴史、言語、宗教、衣食住などについて、写真や映像を交えながら紹介します。講師が現地で調達してきたポップミュージックの映像には、おそらく他では見ることができないものも含まれています。現地の空気を感じてもらいながら、一面的になりがちな中国理解に一石を投じます。 3・4年生が自分で設定したテーマについて、研究発表と討論を重ねます。また、国内外の社会や文化を理解するキーワードについて、教員がファシリテーターとなって全体で討論し、卒業論文につながる方法論を学びます。英語コミュニケーション演習A・B中国地域文化論Ⅰ・Ⅱ文化総合演習A・B■ 高屋景一 教授英語／教育哲学、教育思想史、カリキュラム論■ 針谷壮一 教授中国語／現代中国語学■ 深谷優子 教授教育心理学■ 福井崇史 教授英語／19世紀末アメリカ文学、批評理論■ 藤野敬介 教授英語／英文学、教育催眠■ 水口学 教授英語／理論言語学、生物言語学、統辞論■ 山西治男 教授英語／英米文学・文化、翻訳■ 猪刈由紀 准教授ドイツ語／ドイツ語圏中近世・近代史、キリスト教社会史■ 上石田麗子 准教授英語／近現代イギリス文学・文化■ 進藤久乃 准教授フランス語／20世紀フランス文学■ スピアーズスコット 准教授英語／日本中世文学（和歌文学）■ 淺井理恵子 教授英語／現代アメリカ史・ジェンダー史■ 岩瀬由佳 教授英語／説話比較研究■ 笠間直穂子 教授フランス語／近現代フランス語文学■ 黒澤直道 教授中国語／中国の文化と民族■ 宍戸節太郎 教授ドイツ語／ドイツ現代文学・思想・文化■ 白井重範 教授中国語／中国近現代文学■ 高橋昌一郎 教授英語／論理学、英米哲学、認知科学外国語文化学科英語演習ⅠA・ⅠBSelect EnglishⅠ・Ⅱドイツ語研究Ⅰ・Ⅱ授業紹介専任教員
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