國學院大學 文学部 令和8(2026)年度 入試ガイドブック
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もあり、その分先生とも、学生同士でも、とても密接に交流できるっていうのが一番の魅力だと思います。上野 大学の魅力と学科の魅力が重なっちゃう部分があるんですが、一番の魅力としては、選択肢が多くていろんな分野の授業が取れることです。履修登録の際も、全学オープン科目というのがあって、私であれば史学科や哲学科、経済学や人間科学とかも取れましたし、自分の可能性を狭めない自由さというか、そういった環境がすごく良いのかなと思っています。だからこそ私も、会計士という道を選ぶことができたと思いますので。あと、五十嵐さんが言っていたように、すごく真面目な人が多くて、他の大学では「先生の話を聞かない」とか、「授業に集中できない」とか、といった話も聞くんですが、國學院大學ではそういったことがなく、本当にちゃんと勉強したい人はできるし、好きなことやりたい人はできるっていう環境がすごくあるのかなと思っています。どんな人であっても、自分の求める形で大学生活を送ることができる。進路についても、史学科であれば、教員志望とか学芸員志望とかの人が私のまわりにも多かったんですけど、そういった選択肢が広がることで、選べることもあるのかなと思っています。高橋 日本文学というのは、年代で言うと上代・中古・中世・近世・近代と別れているんですが、どれもがどこかで繋がっているんですね。日本文学科の学生は人数が多いので、必ずどこかの年代をやってる人がどこかにいるんです。ですので、この学科の良いところとしては、例えば上代をやっている僕が、中古や中世などをやってる人たちに「どういうふうな言葉を使ってるのか」っていうようなことを聞くことができるところです。さらに、中国文学科など他の学科からも聞けるということもあって、いろんなところからいろんな情報を集めることができることが、一番すごいところかなと思います。さらに、全年代をカバーしていることで、やりたいことについて深くやっていけるような体制が整っているため、日本文学についてやりた高橋 メトロの恵比寿駅からも結構近いですね。渋谷のイメージにとらわれて渋谷から通学すると、横浜方面から日比谷線の恵比寿駅を使って通学っていうコースを思いつかないんですが、実はそういう便利な場所でもあるっていうことですね。Q7 これで座談会は終了しますが、皆さんリラックスして話してもらえて良かったです。私も、学生の皆さんが「こういう風に考えていたんだな」とか、「皆、向上しようとしているんだな」といったことがわかり、参考になりました。教員の立場から見えないこともあるので、とても勉強になりました。ありがとうございました。一同 ありがとうございました。いことがあれば、「ぜひ、ここに来れば!」って勧めたいと思います。さっき五十嵐さんが言ったように、学生も真面目な人が多いですね。ただ、真面目と言っても変わってる人が多いんですが、そういった同じ志を持ってる人や熱量を持ってる人に会えるっていうのが、國學院大學の特徴かなって思います。あと、キャンパスが渋谷にあるので、本当に良い刺激があると思っています。僕も今メイクをしてますけど、LGBTとは全然関係なく単に趣味としてメイクをしているんですが、メイクしてる人って渋谷あたりには結構いっぱいいるんですね。そういうふうに、真面目なことをやりながら、いろんな刺激をさらに受けられるっていうところが、國學院大學の良いところだと思います。Q6 今、渋谷というこの場所が良いっていう話が出たんですが、ほかの皆さんどう思っていますか。五十嵐 JRや地下鉄があるので、どこからでも来やすいっていうのはありますね。でも、渋谷駅の逆側とくらべて、あまり渋谷っぽくない場所にあるので(笑)、一般的な渋谷の良さみたいなものをあまり感じたことがなかったですね。上野 私は渋谷にあってよかったなって思っています。すごく洗練されたキャンパスだから、モチベーションや学習意欲も上がると思いますし、図書館とか研究室とかも綺麗ですし、いいなって思いますね。野澤 表参道駅も渋谷からと同じくらいの距離なので、私は表参道から来て帰ることが多いんですけど、そういった点でもいいと思いますね。渋谷とは違う街の雰囲気がいっぱいありますし。牧口 先ほども出ていたんですが、施設が良いということですね。図書館にはすごいいろんな本があるので、研究するには本当にたまらないです。さらに渋谷という場所は、他のいろんな図書館へのアクセスも良いですね。あと、授業終わりに友人とスイーツを食べに行こうと思ったときに、いろんなカフェがあったりと、楽しめる部分も多いので、学びと遊びの両面からもすごくいい場所だなと思います。 (聞き手 中国文学科 牧野格子 准教授)41授業に真面目に取り組んでいる人が多く、関心を持ったことを友達と議論したいと思っている人に、文学部はとても良い学部です。伝統的なことに触れられる講義や行事、多角的な視点を養うことのできる活動も多いため、貴重な4年間を過ごすことができます。

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