哲学科には「美学・芸術学コース」があり、芸術分野を理論的にとらえる芸術学、作品や作者などを歴史的な観点から検証する美術史など、幅広く学ぶことができます。絵画や工芸のほか、映像や音楽、コミックスなど様々な表象文化に興味を持つ学生が集まり、発表やディスカッションを介して見つけた自身の研究テーマに、積極的に取り組んでいます。基礎的な演習から専門的な特殊講義まで、授業のラインナップも豊かです。１、２年時には西洋美術史、日本美術史ほか芸術の諸分野を広く学んだ後、自身のテーマを深め、その成果を卒業論文にまとめます。なお、大学院文学研究科史学専攻に美学・美術史コースが置かれていますので、より深く研究を！と思う方に興味を持って頂けたら幸いです。 日本文学科での学修は全て教職に活かせます。中学校・高等学校の教員免許を取得することができ、三専攻・四領域のいずれも国語科授業の内容になります。例えば、日本文学専攻では、和歌や『源氏物語』・『平家物語』・『おくのほそ道』、「羅生門」「こころ」などについて詳しく語れるようになりますし、日本語学専攻では、古典文法に精通したり、日本語の豊かさを改めて実感したり、日本語を母語としない生徒への指導を研究したりできます。また、伝承文学専攻では、「総合的な学習の時間」などにも活かせる、民俗学・口承文芸の研究などができます。さらに、書道・図書館学・国語教育学・日本語教育学の領域があり、多くの卒業生が学校現場で活躍しています。 大学院は学部で学び、自分で発見した課題研究を深める場です。「何が学べるか」という受身の姿勢ではなく、奥深い研究に向かって分析力を高め、自分なりの仮説や理論を追求していきます。大学院ではいくつもの講義から幅広い知識を身につけ、さまざまな研究法を学び、「演習」という科目で自分の研究発表を行って批判をうけます。大学院生同士の議論も研究の進展につながります。 文学専攻では日本文学、日本語学、中国文学、伝承文学と高度国語教育、日本語教育というコースと分野があり、自分の課題に従ってどこかのコースに所属し、研究を深め、明日の文学研究を担う研究者や修得した知識や方法で社会貢献できる人材となることを目指します。 外国語文化学科では、英語と第二外国語（独・仏・中のいずれか）を学習すると共に、その国や地域の文化も学びます。文化とは、文学や芸術はもちろん、歴史、政治、経済、教育、料理、サブカルチャーなど様々な領域を含みます。四年間を通じて学び続ける確かな外国語能力を活かし、興味のある分野について自由に探究することが可能です。卒業論文では、多くの学生が、映画や音楽、ＢＤ（フランスの漫画）など、言語情報とその隣接領域にまたがるテーマを選びます。日本文化との比較研究が多いのも特徴です。外国文化に関わるものであれば、どのようなテーマを選んでも教員が手厚くサポートしますが、学生にも自ら積極的に研究方法を見つける姿勢が求められます。 中国文学科では、所定の単位を修得した後に、中学校・高等学校の（国語科）教員免許を取得できます。１年次には「中国古典読法Ⅰ・Ⅱ」の授業を通して漢文訓読能力を育成し、さらに「論語演習」・「中国古典詩講読」などの演習科目を通して作品理解を深めます。また、副専攻プログラム「古典教育研究」を活用して高校の古典（古文・漢文）分野の教材をより詳しく学べます。４つのプログラムの中で「文学研究プログラム」は教職や大学院進学を目指す学生に対応しており、その専門性を高めるため大学院に進学し、修了後、教員になる人もいます。これらの利点を活かして古典、特に漢文に強い国語教員になることが望めます。 大学院は学部での学修を終えたあと、研究者や専門職（博物館や美術館の学芸員など）、教員専修免許状の取得などをめざす人たちが、自己の目標を実現するためさらに学びを深めるところです。史学専攻には日本史学、外国史学、考古学、美学・美術史、博物館学の各コースが置かれ、学部では哲学科に属する美学・美術史が本専攻に移動し、また全国でも珍しい博物館学が独立したコースであることも、本学大学院の特長のひとつです。國學院大學史学科・大学院史学専攻では伝統的に、史資料にもとづいて歴史を探究する“実証史学”を標榜しています。かかる“学統”に沿って、前期課程では通常２年間で修士論文を提出し、後期課程では３年以上をかけて博士号（学位）の取得をめざします。5哲学科の回答 日本文学科の回答 のでしょうか？日本文学科の回答 外国語文化学科の回答 中国文学科の回答 史学科の回答 Ｐ34Ｐ11Ｐ48Ｐ22Ｐ17Ｐ48Q４表象文化に興味があります。どのようなアプローチの方法がありますか？Q５教職について教えてください。どのような学習や体験ができるでしょうか？Q６まだ先の話ですが、大学院への進学に興味があります。どのような学びの場な
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