國學院大學文学部 日本文学科-ガイドブック-
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 上記3専攻とは別に、以下4つの領域科目を設定しています。3専攻のいずれかに属しつつ、目的に応じて以下の領域科目を履修することができます。 日本語学習者の多様なニーズに応じた支援のための教授法を幅広く研究し、日本語教育実習を通じて日本語教師としての資質と能力を養うことを目標とします。専門的に日本語教育学を学ぶことで、大学院の日本語教育のコースへと展開させることが可能となります。 楷書・行書・草書・隷書・篆書(篆刻を含む)・仮名などの実技実習と、書道史・書論などの書学書道史学の視点からの学修を通して、書の世界を実践的に学ぶとともに、体系ある学問としての書道を探究してゆくことを目標とします。 生涯学習社会の実現に向けて図書館の役割が重要になりました。図書館司書課程では地域の図書館で働く司書を養成します。情報社会の専門家の養成も視野にいれています。また、学校図書館司書教諭も養成します。司書教諭は学校図書館を運営して、読書活動と情報活用能力の育成を支援します。3 国語教育学の理論と実践及び教育方法学の基礎を学ぶことで、教職課程の学修を一層深めることを目標とします。また専門的に国語教育学を学ぶことで、大学院の国語教育のコースへの接続と展開が可能になります。  散文表現、韻文表現、文字表現、身体表現などの表現方法を学修対象として、表現の可能性を追究してゆくことを目標とします。表現のありようを実践的に学ぶことによって、表現や創作、また出版・放送などに携わることのできる人材の育成を目指します。 日本文化の総合的・体系的理解には、文字表現に加え、言葉や行為、感覚、さらに造形等によって受け継がれてきた伝承文化への認識が必要となります。具体的には、口承文芸、儀礼、芸能、衣食住など多岐にわたる文化で、これらの実態や特質について民俗学や口承文芸学、民俗芸能学等の視点から学修、究明することを目標とします。伝承文学専攻国語教育学領域表現文化領域日本語教育学領域書道領域図書館学

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